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小沢氏、ニコニコ生放送で「見えない勢力」に宣戦布告。それは日本のためだ。
http://31634308.at.webry.info/201110/article_2.html
2011/10/03 09:16 かっちの言い分
2日の記事は欠番にさせて頂いた。母の法事で一日中と飛び回っていたので書くことが出来なかった。したがって、今日の記事の主題である小沢氏の放送も見ることが出来なかった。報道記事を基に、なぜ今小沢かという意見を述べてみたい。
本ブログで、今回の陸山会事件裁判において、登石裁判長のとんでもない判決で、子分たちがひどい目にあっているのに、小沢氏がこの裁判結果に対して、何か言わないとだめだと書いたが、2日にニコニコ生放送で小沢氏がこの判決を以下のように批判した。
「民主主義国では考えられぬ」=小沢氏、元秘書有罪判決を批判 時事通信
民主党の小沢一郎元代表は2日午後、インターネットの対談番組に出演し、自身の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、元秘書3人に有罪判決が出されたことについて「大変びっくりした。何の証拠もないのに推測に基づいて決めてしまうのは民主主義国家では考えられない」と述べ、痛烈に批判した。
小沢氏は先月26日の判決後、自身に近い議員に「あり得ない」などと強い不満を示していたが、公の場で発言するのは初めて。小沢氏は「既得権益を持ち続けてきた人にとっては、(自分が)最大の狙いだった。政権交代のスケープゴートにされた」とも語った。
また、小沢氏は番組の司会者から首相就任を目指すよう求められたのに対し、「自分がそういう立場に立ったら、責任回避やポジションにすがりつくということだけは絶対にしたくない」と否定しなかった。
この登石という裁判長は、公判中検事調書をかなりの数、証拠採用しなかったので、検察の自白の不当性を明らかにした公明正大な判事と思っていた。しかし、この登石という人物もこれからブログ、ネット社会で永遠にひどい判事だと言われ続けるだろう。
栄転した高等裁判所において、この判事に公判が当たったらもう終いで、裁判をやる前から検事が言うがままで100%有罪が確定することが、容易に「推認」される。これは「怖い」。人は親を選べないと同じように裁判官を選ぶことはできない。この理由は、裁判官は、主観を持たず厳正な証拠を基に判断するはずだからで、どの裁判官が担当しても公正という前提に立っている。
それが登石裁判官のように、自分の主観による推認で判断するような裁判官に当たっては、不幸の極みである。これでは裁判に当たって、被告は裁判官を選びたい。最初から100%有罪となる裁判官などにやってもらいたくはない。そのため多額なお金と無駄な時間を費やしたくはない。
本ブログでも、登石裁判長を、あんたは「エライ」と思わず誉めてしまった。本当に恥ずかしい。とんだ食わせ物の判事だった。元秘書側、マスコミでもすっかり騙されてしまった。石川議員は判決前の午前中に全てテレビインタビューに応じ、また判決後もいくつかのインタビューを予告していたのも、無罪もしくは軽い判決が出るのではないかと思っていたと思う。
阿修羅の掲示板でも上位の記事に「無罪」という楽観した文字が氾濫していた。
それが、とんだ食わせ物の登石によって、本来推認を最も嫌う裁判所が、証拠らしいものもなく、検察の一方的な主張を支持し、満額の求刑回答を出した。被告側の主張は、判決には一切反映していない。小沢氏が「何の証拠もないのに推測に基づいて決めてしまうのは民主主義国家では考えられない」と言ったことは、小沢氏の個人意見ではなく、国民の声である。
これは、私が小沢氏を推しているからでもない。一般国民の身にいつ同じことが起こるかわからないからである。つまり「明日は我が身」だからである。
本ブログは世間では盲目的な「小沢信奉者」が書いていると思われている。阿修羅の掲示板によくアップして頂いている投稿者には感謝しているが、その記事のコメントに私を盲目的な小沢信奉者と揶揄しているものがある。しかし、自分自身としてはかなり冷めた目で小沢氏を評価している。
小沢氏が自民党に居ればすぐに総理大臣になれたのに、そこを飛び出し新党を作り、壊し屋と言われながらも、やっと政権党を作り上げた。これは、今の元の民主党の連中では絶対に出来なかったことである。それは菅政権、野田政権を見てもよくわかる。そのやることは、当初の理念とどんどんかい離して、今やどちらが自民党かわからないような状態である。野田政権に至っては、官僚支配、原発推進、自民党時代の復活である。
だからこそ、『番組の司会者から首相就任を目指すよう求められたのに対し、「自分がそういう立場に立ったら、責任回避やポジションにすがりつくということだけは絶対にしたくない」と否定しなかった。』と小沢氏が述べたように、一度は小沢氏に思うようにやらせて、再び元の利権勢力の天下に戻らないようにしてもらいたいと考えている。
悪い例として自民党をよく引き合いに出しているが、自民党を絶対に「だめ」とは言っていない。本ブログで先日紹介した自民党の塩崎氏のように真っ当な考え方を持った素晴らしい政治家もいる。ここでいう「自民党」とは象徴的な概念で言っている。50年間自民党政権下で、目に見えない利権の根を政治家、官僚、経済界、マスコミ、検察、裁判所、検察審査会、米国政界、軍、米国経済界などに張り巡らせている「見えない勢力」のことを言っている。
「見えない勢力」とは抽象的な表現であるが、もっと卑近な例で言うと、人間の「免疫」のようなものである。小沢氏のように今までの仕組み・制度、政治体制を変えようとするものは、「見えない勢力」から言うと、「ばい菌」と見えてしまう。今回の陸山会事件は、「見えない勢力」の免疫作用の「拒否反応」の結果、生じたものと考えている。
ご存知のように、上記の「免疫反応」というのは、「ばい菌」対して「抗体」を作り、もう一度小沢的のように体制を変えたいという人物が出てきても、免疫作用がより強固に作用して撃退してしまう。以前本ブログで、一度この戦いで小沢氏が負ければ、「見えない勢力」は学習効果によって、今まで以上に強固な「鎧」をまとうだろうと言ったのはそのことである。
小沢氏も万能ではないが、ただ、今の時代、50年間に「見えない勢力」によって牛耳られている体制を一旦は壊さなければならないと考えている。
例えで言えば、「畑」も50年間も鍬を入れなければ、カチンカチンに固まって、その状態(輪作)にあった作物しかとれない。しかし、それをもう一度、耕せば、また新たな作物、多様な作物を植えることが出来、立派な作物を収穫出来る。それを期待したいから、こんなブログを一生懸命に書いている。
なぜなら、それこそ今の若者や、将来生まれてくる世代にも夢がある日本にしたいからである。今の強固な「見えない勢力」と戦えるのは古今東西、今は小沢氏しかいない。小沢氏は坂本竜馬ではないが、そういう時代の宿命を負った政治家と考えている。当然、その仕事が完結されれば、次の総理を選べばよい。
しかし、今は小沢氏に政治をやらせるしかない。血は出るかもしれないが、結果的に国民のためになる。
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