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日本は世界5位の農業国、食糧安全保障は充分だ! 自給自足充分可能(世相を斬る あいば達也)
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/183.html
投稿者 メジナ 日時 2011 年 10 月 01 日 17:21:31: uZtzVkuUwtrYs
 

日本は世界5位の農業国、食糧安全保障は充分だ! 自給自足充分可能
 2011年10月01日 :(世相を斬る あいば達也)


 日本の鎖国的自主独立と云うイメージを何度か拙ブログで書いてみたが、その都度「馬鹿言うな」と云う類のコメントが多くなるのを興味深く読んでいる。自給率40%を切るかもしれない日本に、輸入食料品が入らなくなったらどうするのだ?と云う疑問と云うか意見が多い。 次に、エネルギー、特に電力は再生可能エネルギーで賄えたとして、化石燃料を元に作られる、化学製品はどうなるのだ、という意見が多い。今回は食料の自給について述べることとし、追々化石燃料と科学薬品の検証も行う事にする。

 常識的に考えて欲しい。「世界の車窓の旅」ではないが、あらゆる国々の景色を見ていると判ることだが、森の緑より、赤茶けた大地が拡がる風景が目を引く。努力し、工夫し、そこにブドウやオリーブ畑、トウモロコシ畑等々を作っている現実に直面するだろう。

 それに比して、「日本の車窓の旅」をしてみれば、一目瞭然だ。 大都市を除けば、地方都市を15分も列車で走れば、もうそこは田畑の連鎖地帯である。その田畑の間には川が流れ、その後方には丘陵が拡がり、大小様々な連山が見える。つまり、日本の景色は緑の連続なのである。こんな国家は滅多にはない。また、反対側の車窓を覗けば、大海原。太平洋だ、日本海だ。挙句に、これらの景色は四季折々に色を変え、人々の目を愉しませる。否、愉しむだけでなく、それが肥沃な大地の恵みを、我々日本人に与えているのである。

  国連食料農業機関(FAO)が公表しているデータによれば、日本の森林率は68.5%。つまり国土の7割近くは森林ということになっている。森林率で言うなら、日本はフィンランドに次ぐ世界第二位の緑豊かな国家なのだ。この森林率の算出方法を充分検討していないが、列車の車窓から見える、平地の田畑は含まれないだろうから、目に見える緑の量は8〜90%になるのではないだろうか。

 つまり、人間の感覚と云うものは結構正しいもので、このような緑の占有国家が食糧で自給自足出来ないと云う話を鵜呑みに出来る人は、目が節穴状態になっているとしか思えない。緑に飽きたら、流れる川の水を眺め、淡水魚を食することもあるし、でっかい海の海産物を手に入れているのだから、食糧自給率が40%を切るかもしれない等と云う話に、耳を傾ける必要は皆無だ。

 単に経済効率から、食料を輸入する方が得だと云う次元の問題であり、鎖国的自給自足に、何の支障も来さないのは自明だ。 化学肥料や農薬問題も、経済効率の追求故に生まれた問題であり、国家の自立自尊の中においては、瑣末な要因でしかない。不揃いな生産物が出来たからどうだと云うのだ?生き物とは、すべからく不揃いなもので、まったく同じ奴等いない。植物、魚類も同じだと受け入れれば良いだけの話だ。

  ちなみに、既に日本は農業生産額では、世界5位。中国、アメリカ、インド、ブラジルの次である。上位4カ国は国土面積がベラボーに違うのに、そう云う事だ。つまり、肥沃な大地を端から抱えているのが日本だ。日本は食料の輸入でも世界4位だが、輸入食料の方が安くて簡便だから自作せず、輸入しているものや、贅沢嗜好の為に輸入が行われているのが実態で、食糧自給安全保障を論ずる上で、俎上に乗せる統計数字ではない。

  だいぶ前に、日本の食料自給率に関する、統計の嘘を書いたが、40%と云う数字は作為的計算方法なだけで、カロリーベース等と云うマヤカシの数字に意味はない。また、外食産業やコンビニの廃棄食料(年間2000万トン)が含まれたカロリー計算をしているので、需要の見せかけが横行している。供給力の産出も、自給自足農家や副業的農家、家庭菜園で生産する大量の米や野菜を含めていない。勿論、生産調整で畑で廃棄してしまうキャベツなども、含まれない。おそらく、供給に含まれない我が国の農産物の公表数は30%ほどネグられている。

 結論とまでは言わないが、日本の食糧自給率は、食の安全保障において、充分であるし、開発可能な緑の大地は残されている。放射能汚染問題が引っ掛かるが、汚染地域で減少するなら、その分未開拓な部分に手を加える事で、最終的には解決するだろう。まさか、今後次々原発が事故を起こし、日本中が汚染されるとは思いたくもない。その節には、日本の食糧自給率問題は、筆者の論を根っ子から覆す。

元記事リンク:http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/0930a5e6231f9462bbb5ed281a85c5e0
 

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コメント
 
01. 2011年10月01日 17:42:39: EszHBBNJY2
>>自給自足充分可能

高濃度で放射能汚染されているけどね。

>>既に日本は農業生産額では、世界5位

官僚がよく使う手だけど、金額ベースとトン数ベースで都合よく使い分けるな。
円高の今、金額ベースで換算すれば世界5位?になるかもね。
特に日本の農産物や海産物は高価。


02. 佐助 2011年10月01日 17:51:15: YZ1JBFFO77mpI : FHT6T6dWVU
間違っています
日本の原発は、耐久年数が過ぎたものから廃炉にしなければなりません。耐久年数が過ぎると順次に原発の「固有振動数」の同期で振動応力が発生して容器や配管,ハウジング下部肉盛部にクラックや穴があき放射性物質で日本中が汚染されます。この致命的な問題点を抱えた原発は地下に原子炉を内臓しても,この共振共鳴振動同期現象による応力から逃れることはできません。

次に食料自給率もコンバインなどの農機は石油(ガソリンなど)を使っています。環境の話ではなくエンジンレスなどの自然エネルギー車に変えないと高齢化した日本の農業で人力でやれる人はいません。若者も出来ないでしょう。そうするとこのままでは田んぼは荒地になります。米はタイやアメリカの輸入に頼ることになるのではないでしょうか。自給自足は共存共栄がないと進むことは困難になる。すなわち農業も漁業も港湾も流通も機械もランドセルも機器類もすべて最新鋭の自然エネルギーで最新鋭の産業革命をおこすことが必要不可欠です。


03. 2011年10月01日 21:24:47: u4LMSaHzcE
>国連食料農業機関(FAO)が公表しているデータによれば、日本の森林率は68.5%。
>つまり国土の7割近くは森林ということになっている。
>森林率で言うなら、日本はフィンランドに次ぐ世界第二位の緑豊かな国家なのだ。
>この森林率の算出方法を充分検討していないが、列車の車窓から見える、
>平地の田畑は含まれないだろうから、目に見える緑の量は8〜90%になるのではないだろうか。

日本の平地率は三割以下だろ。
あいば達也とかいうバカも含めて阿修羅投稿者の多くが引用するブロガーは
恣意的に数値もってきて無茶苦茶な妄想する連中ばかりだな。


04. 2011年10月01日 22:39:39: sWDtD0HhJI
この数字は金額ベースでそれも運賃、販売経費、それにともなう利益まで加算した金額で世界第5位といっているだけ。

誰かの洗脳にのせられそんな数字をうのみにする時点でアホと断定する。

読売テレビでさんざん宣伝していた。そのまんま東のハゲが1個1万円のマンゴを大量に作れば大きな売り上げになるとか発言していた。

1個1万円のマンゴを大量に作ればたちまち価格は暴落する。そんなことも分からない。もともとその植物の適性から言えば一般的にはフィリピン産の方がずっとおいしい。


05. 米ばあさん 2011年10月02日 00:08:43: JpWP3i2L2o7hA : JahQfcZLJw
ワタシャ充分足りると思うわよ
贅沢三昧な生き方すればあいばさんに反論
わかりますよ、食い意地だらけの日本人め!
現在、80歳90歳で長生きしている
爺さん婆さんの食生活で人間は充分なのよ
日本人の飽食を賄う自給自足は必要がないでしょう?
理屈は別にして
食べて糞してが多過ぎるのよ
脳に栄養も送らず
脳が足りないのはアンタがたよ ホホホ
早い話、日本人が食べ過ぎなだけよ
贅沢に生きたいから
TPPなのよね
原発電気頂戴なのよ
恥知らずなノウタリンはアナタ方よ!!

06. 2011年10月02日 03:01:14: gOVGUFY0HE
今回のあいばさんの評論はちょっと賛成しかねる。
高校レベルの地理の知識は携えて評論してほしい。
山ばっかりだし、火山性で酸性土壌ばっかりなのよ。
森林率→緑→耕作可能地とは、単純にはならない。
本気で今以上にやろうとすると、金も人出も掛かる。

でも、それでも、自給率を50%以上には出来ると
思うよ。

山以外で開墾できていない土地もあるし、休耕田の
問題もあるし。知恵は出せるはず。


07. 2011年10月02日 08:32:05: vtaXSg5Mqs
 一方で減反政策して一方で食料自給率を高めよ、と大合唱する農水省と大マスコミはおかしくないだろうか。コメが余っているとして減反しておいて自給率を高めよというのは相反する主張だ。その恣意性に気付かなければならないだろう。
 日本の食糧自給率はカロリーベースで算出されているが、世界の中でカロリーベースでやっているのは日本と韓国だけだ。そしてカロリーベースの落とし穴は牛乳や野菜の自給率はほとんどカウントされないことだ。
 世界各国では消費金額ベースで自給率で算出している。それで日本の食糧自給率を算出し直すと67%ほどとなり、英国を抜いて世界でも有数の自給率を誇る国になる。つまりカロリーベースでの自給率39%は嘘ではないが食料の全体像を反映したものでなく、炭水化物に偏重したもので小麦をほとんど全量輸入している限り自給率が50%を上回ることはない。つまり、農水省が食糧危機を煽って農水予算をより多く獲得しようとするプロパガンダに大マスコミも悪乗りしているだけなのだ。食糧危機の国で減反政策をしている矛盾に気づくべきだ。

08. 2011年10月03日 18:15:51: FUviF2HWlS
>>07

米作以外では、兼業農家という農業形態を取りにくいため、米作が過剰になるのだと思う。
飢饉の折には、米に塩を降りかけただけの食事も仕方なかろうが、常時それでは不満が溜まろう。
本当の食料危機には、カロリーの高い米が役立つが、平時の食生活にも合わせた自給率向上が望ましいと思われる。


09. おーきん 2011年10月29日 23:35:16: /iolduBD2oS/o : LPMDSK4okc
車窓から見た自身の感覚だけで、ものを言うのはどうかと懸念されます。

森林面積については、具体的な数値を挙げられておられますが、食糧自給率の本当のところは、メジナさんも分かってはいないのではありませんか。

私は、TPP参加に関しては懐疑心があります。これまで、輸出国の都合で、大豆や小麦の国内価格が高騰したことがあります。韓国のようにパプリカ輸出の成功で農業の改革が出来たような錯覚をすると大変です。韓国が穀物の輸入が出来なくなったらとき、パプリカを食べて生きていけるは思われません。

日本の農政が正しいとは思いません。自民党が、選挙対策で農家を保護してきたことで、日本の農業を弱体化させてきたのだと思います。自分の親戚でも、昔は農作物を出荷していたのに、最近は自家消費分を細々と耕作しているだけです。

TPPに参加した後、農産品の輸出国がいかなる理由であれ、輸出を止めることを想像すると怖くてなりません。


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