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被災全医療機関に支援を
http://youtu.be/V2_eo4wW9Mw
2011年9月29日 市田書記局長が質問 "病院つぶし"転換せよ
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http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2011/09/30190519/
メディアはなぜ共産党・市田忠義質問を取り上げないのか?(Internet Zone::WordPressでBlog生活)
2011/09/30 19:05:19
昨日の参議院予算委員会での、共産党の市田忠義書記局長の質問。被災地の医療機関の再建支援の問題に絞って取り上げ、たとえば「医療施設等災害復旧補助金」について、被災したその場所での復旧が条件となっていて、少しでも離れた場所に新たに病院・診療所を建て直すような場合には対象にならない問題を追及し、「柔軟に対応して使えるようにする」(小宮山厚労相)、「単なる原状復帰でなく柔軟な対応をする」(野田首相)と、これまでより一歩踏み込んだ回答を引き出すなど、大事な質疑となった。
ところが、今朝の新聞各紙を見てみると、この市田質問がまったく取り上げられていないのだ。「朝日」「読売」「毎日」ともに、予算委員会の質疑を取り上げた記事や質疑の概要を載せているのだが、被災地のお医者さんにとってはこんな大事な問題、なぜ載せないのだろうか。
被災全医療機関に支援を/“病院つぶし”転換せよ/参院予算委 市田書記局長が質問:しんぶん赤旗
生き永らえた命救えるのか/参院予算委 市田書記局長が追及:しんぶん赤旗
一番ひどいのは「朝日」。4面「焦点採録 予算委員会・参院29日」では、取り上げられているのは、植松恵美子氏(民主)、風間直樹氏(民主)、白浜一良氏(公明)、松あきら氏(公明)、小野次郎氏(みんな)、福島瑞穂氏(社民)のだけ。共産党の市田氏は名前すら登場しない。「朝日」の共産党嫌いは徹底しているが、質問者の名前にあげもしないというのは報道の公平さを欠くといわざるを得ない。
それに比べれば、「読売」は、質問者として市田氏の名前をあげているだけまだマシ(4面「参院予算委の詳報29日」)。といっても、実際に「主な質疑と答弁」として採録したのは、小野次郎氏、白浜一良氏、植松恵美子氏の3氏だけ。最後にとりあげたのは、小野氏の「ぶら下がり取材」についての質問なのだから、「ぶら下がり取材」のほうが被災地の医療機関の再建支援の問題より大事な問題だというのが「読売」の立場なのだろう。
「毎日」は、質疑の要旨などもなく、「首相答弁守りに終始/与野党議論深まらず」という記事のみ(5面)。そこで取り上げられているのは、福島瑞穂氏や自民党の質問のみ(ほかに、カコミで片山寅之助氏の質問)。記事の最後では「東日本大震災の復興増税のあり方など国会が本来なすべき議論は……総じて低調」と書いるが、それならば、震災復興の問題を取り上げた市田質問を取り上げるのがメディアの「本来なすべき」仕事ではないだろうか。
「東京」は「参院予算委の詳報」で、市田氏の質問も紹介しているが、取り上げたのは東日本大震災被災者の医療費の窓口負担免除措置の延長問題だけ。医療機関再建への支援問題は一行も取り上げられていない。
そういうなかで「日本経済新聞」は、5面「参院予算委 主なやりとり」で、市田氏の質問について、見出しは「被災者の医療費無料延長を」となっているものの、「医療機関への補助金は公的機関には出るのに民間にはほとんど出ない」と糾した点を取り上げ、厚労相が「地域の実情に応じられるように(補助金を)どのように使えるかを考えたい」と答えたことを紹介している。さすが、開業医も読者にもつ「日経」だけのことはあるというところだろうか。
市田氏の引き出した答弁は、満額回答ではないけれど、被災地でなんとか地域住民の願いに答えて診療所を再建しようとしているお医者さんたちには、大きな力になるものだ。そういう大事な問題を報道しようとしない大手メディアの姿勢こそが、いま問われていると思うのだが。
(以下略)
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報道の政治的公平について考える(トラネコ日記)
http://ryotaroneko.ti-da.net/e2407286.html
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