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小宮山厚労相イヤ〜ン!モノ知らないし〜問題発言するし〜
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110930/plt1109301600004-n1.htm
2011.09.30 夕刊フジ
小宮山洋子厚労相(63)の手腕に、野党から懸念が示されている。就任直後の「たばこ1箱、最低700円」発言で世間を騒がせたが、それ以外にも、厚労行政での“無知・問題発言”を連発しているのだ。かつてNHKのニュースキャスターや解説委員を務め、厚労副大臣も経験していたはずなのだが…。
「民主党政権の歴代厚労相は、政策の引き継ぎもなくバラバラ。初代の長妻昭氏は年金問題ばかり重視し、2代目の細川律夫氏は運用3号問題(=専業主婦の年金問題)も知らなかった。小宮山氏はさらにひどい」
こう語るのは、衆院厚労委員長経験者であり、厚労行政に精通する自民党の田村憲久衆院議員(46)。小宮山氏が「厚労行政を知らなさすぎる」象徴が、幼保一体化だという。
「小宮山氏は、待機児童解消のために幼保一体化を主張されているが、一体化された総合施設には、待機児童のほとんどを占める2歳以下の子供を預かる義務はない。このほか、問題点をまったく理解していない」
さらに、小宮山氏は26日の衆院予算委員会で「出産育児一時金55万円には、14回の妊婦健診も含まれる」と発言した。妊婦健診費用負担は自治体別の補助であり、完全な間違いだけに、委員会室の議員だけでなく、全国の産婦人科医が驚いた。田村事務所には「大臣発言を訂正させてくれ」との電話が殺到したという。
このほか、29日の参院予算委員会でも、東日本大震災で被災した医療施設の再建支援に関する小宮山氏の答弁がコロコロ変わり、質問した野党議員が憤慨。委員会室はヤジで騒然となり、審議が紛糾した。
田村氏は「小宮山氏には大臣就任前に副大臣の経験が1年あるはずなのに…」と訝しがるが、これが野田佳彦首相(54)の言う「適材適所」内閣の実態なのだ。(政治ジャーナリスト・安積明子)
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