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小沢サイドも「憤る」前に「驚き」「呆れた」デタラメ杜撰判決文 [世紀の魔女狩り 小沢元秘書裁判の不当]
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2011/9/28 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
3人の元秘書らに有罪判決が下った陸山会裁判から一夜明け、きのう(27日)、石川知裕衆院議員ら3被告は揃って、判決を不服とし、東京高裁に控訴した。小沢一郎元代表は「あんな判決はあり得ない」と周囲に強い不快感を示したというが、当然だ。
前代未聞のデタラメ判決には、多くの法曹関係者がのけぞっている。
小沢元代表の周辺は3被告の控訴を受けて、こう言った。
「おそらく、大久保隆規、池田光智の2被告は微罪であれば、控訴しなかったと思います。石川氏は政治資金規正法違反は公民権停止につながり、立候補できなくなるので、控訴を検討したでしょうが、2人は違った。それが3人とも控訴となったのは、判決理由の中に絶対に容認できないことが含まれていたからです。判決では、大久保氏がゼネコン業界に天の声を発し、水谷建設からは大久保、石川両氏が5000万円ずつ1億円の裏金をもらったと断じた。ここで控訴しなければ、裏金を認めたことになってしまう。これだけは認めるわけにはいかないのです」
小沢が怒ったのもここで、「検察でも認定できないものなのに、あんな判決はあり得ない」と周囲に語った。検察でも認定できない……とは、もちろん、水谷建設からの裏金のことだ。物証がなく、あるのは水谷サイドの証言と、カネを渡した日のホテルのレシートだけ。もらった側が全面否定し、検察も立件を見送ったのに判決では「一切現金を受け取っていないという大久保、石川の供述は信用できない」と“疑わしきは罰する”のである。
さて、面白いのはこの判決文に小沢サイドは憤る一方で、一種の余裕を見せていることだ。
「あまりにもデタラメすぎて、検察サイドも驚いているのではないか。こりゃ、控訴審で検察は大変ですよ。こちらは突くべきところがたくさんある」(関係者)と言うのだ。
「本当に裏金が渡ったのであれば、なぜ、執行猶予付きの判決で済むのか、聞きたいものです。それに、判決文では、水谷からの裏金があったので4億円の記載をゴマカしたという論法が展開されているが、小沢氏が4億円を用立てしたのは2004年の10月初旬で、水谷が最初の裏金を石川氏に渡したとされる10月15日の前なのです。つまり、4億円の中に水谷マネーは入りようがない。これだけで検察の論法は崩れるのです」(同)
衆院議員で弁護士の辻恵氏は「判決は捏造で魔女狩り裁判のようだ」とこう言う。
「裁判所は公判請求された公訴事実について真偽を判断するのが仕事です。裏金授受については判断する必要もないのに、虚偽記載の悪質性を強調するために証拠がないまま事実認定し、断罪した。大久保被告が天の声を発していたというのも同様です。さしたる証拠もないまま大久保被告が天の声を発していたと事実認定し、だから、水谷建設も大久保被告に裏金を渡し、虚偽記載では共謀していると断じた。検察は村木冤罪事件で違法な聴取をし、それと同じことを西松・陸山会事件でもやっていた。裁判所はそれをたしなめる立場なのに、小沢はうさんんくさい、金権だという世論やメディアに流され、証拠に基づかない事実認定をした。これぞ、魔女狩り裁判で司法の危機だと思います」
こんな判決を許していたら、誰でも簡単に社会的に葬り去ることができる。
世論が騒がない方が不思議である。
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