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(回答先: <「東京の春」は近い> <覚醒する対米自立派> <崩壊した司法>など 本澤二郎の「日本の風景」(839) 投稿者 五月晴郎 日時 2011 年 9 月 28 日 17:35:38)
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/51911754.html
「ジャーナリスト同盟通信」の2011年09月28日 本澤二郎の「日本の風景」(840)から下記を転載投稿します。
=転載開始=
【平岡秀夫法務大臣は対米自立派】
昨日の衆院予算委員会での平岡秀夫法務大臣の活躍が、一部のネット新聞で報じられていた。お陰で、彼の勇気ある信念政治家の存在を知ることが出来た。彼は米軍岩国基地に米空母艦載機部隊の移転に反対した政治家だった。自民党の右翼議員が執拗に追及したことから、平岡の実績を多くの平和国民は認識することが出来た。質問者の手柄?でもあろう。民主党の対米自立派として、今後の活躍を期待できる。野田人事の唯一評価できるものであろう。
【勇気あるリベラリスト】
平岡は勇気あるリベラリストだ。寛容さと進歩性が真っ当な政治家には不可欠である。それが備わっている。
彼は死刑執行に慎重であるという。これもいい。冤罪が多く存在する日本である。無実の者が処刑された戦前が、戦後の今日でも続いている。警察官僚経験者で死刑廃止論者の亀井静香によると、男を女、女を男にすること意外は何でも可能という捜査の現状を指摘している。
たとえば現在、ネパール人が殺害したとされる東電の女性社員を売春婦とした捜査報道は、事実は、彼女が原発反対派だったことを隠ぺいしていたことが発覚している。新たなDNA鑑定によって、犯人とされたネパール人は冤罪の可能性が高い。彼女も彼女の父親も、東電内で原発の危険性を指摘していたから消されたのだ。
余談だが、原発周辺を「死の町」と正確に表現して経済産業大臣を、野田に辞めさせられた鉢呂もまた、原発反対派だったという。原発推進派は対米従属派の代表格なのである。原発NOの民衆は対米自立派といっていい。国民の多数は自立派であって、売国奴ではない。
冤罪回避には、せめて可視化が必要だ。平岡は法務大臣としてこれに取り組む。注目したい。彼は善良な勇気ある法学秀才でもある。
【民主党「リベラルの会」】
生前の宇都宮徳馬を戦闘的リベラリストと呼んだ。概してリベラル派と称する政治家は、右翼議員に比べて勇気がない。これが欠点である。リベラリストは健全なナショナリストである。真の愛国者でもある。もっとも勇気ある政治家でなければならない。
筆者は宇都宮の後継者に河野洋平や土井たか子を期待したが、二人には勇気が欠けていた。河野の息子の太郎はいい線を行っている。自民党も河野太郎をトップに据えることが出来れば再生するだろうが、いまや右翼の塊のような政党に堕落してしまい、寛容と進歩性を喪失してしまった。対米従属派を演じきっている政党に明日はないだろう。
民主党内に「リベラルの会」があるということも、平岡のお陰で知ることが出来た。彼はその代表というのだ。民主党の星ではないか。対米自立派の中核になるはずである。
彼の地元・山口県は、岸信介や安倍晋三のような悪しき日米同盟論者の牙城で知られる。CIAのダミーのような政権を誕生させた。岸は対米従属派の元祖といってもいい。
故郷の先輩政治家に対して、平岡は奮起したのではないだろうか。故郷が米軍基地という情けない姿に憤りを感じて大人になったのだ。彼はそのために勉学し、最高のエリートの地位を掴み、そこから政界へと駒を進めたのであろう。
彼が率いる民主党の「リベラルの会」は本物だとみたい。
【オバマ広島訪問を止めた薮中外務事務次官は従属派】
ウィキリークスの成果が、また一つ増えた。2年前に薮中という外務事務次官がオバマの広島訪問に「時期尚早」とストップをかけていた。民意に反する驚くべき判断を、ワシントンに発していたのである。それこそ「推認」するのに、彼はワシントンのネオコン・産軍複合体などとの人脈とつながっている。そこの指令に従ったものだろう。
霞が関がワシントンの出店という評価は昔からだが、現在もそうである。官僚政治の牙城なのだ。CIAと一体で行動している。外務省がその窓口になっている。
対米従属派の本陣といってもいいだろう。売国奴という評価を下すしかないだろう。韓国では、戦前の日本植民地時代に協力した人物・企業、さらには朝鮮人労働者を強制使用した日本企業リストが作成されている。
【東電・西沢社長も】
東電前社長の清水という人物は、今どうしているのであろうか。優雅な外国暮らしをしているのであろうが、福島を壊滅させた犯罪事実から逃れることなどできない。それは後任の西沢という社長も同じである。過去の東電役員も、である。もちろん、経産省官僚もそうである。東北人どころか列島全体、地球に放射能汚染させてしまったのだから。
その西沢が昨日の予算委員会で、報道によると「放射性物質を外に出したのは事実」とだけ認めたという。「政府と東電による人災」という枝野経済産業大臣の認識とは、ほど遠いものだった。
事実を認めようとしない、嘘で逃げきろうとする西沢の人生も、清水レベルなのであろうか。史上空前の大惨事に対して、まだ生き残ろう、生き残れると勘違いしている。米国の原子炉メーカーを傘下に置く東芝同様、東電も対米従属派なのであろう。
2011年9月28日9時40分記
=転載終了=
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