http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/866.html
Tweet |
“裏献金”“天の声”ヤバイ!小沢氏崖っぷちで野党大喜び
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110927/plt1109271117003-n1.htm
2011.09.27 夕刊フジ
民主党の小沢一郎元代表(69)が窮地に立たされている。資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反罪に問われた元秘書3人が有罪判決を受け、来月6日に初公判を迎える自身の裁判にも逆風が吹き始めたのだ。無罪を勝ち取り「政治的復権」を狙う小沢氏の計算は大きく狂いそうだ。
「企業との癒着の発覚を免れるため、意図的に数多くの虚偽記入をし、政治資金の流れに対する国民の不信感を増大させた」「政治資金規正法の趣旨にもとる悪質な犯行だ」
東京地裁は26日の判決で、小沢氏側をこう厳しく指弾した。他にも、中堅ゼネコン「水谷建設」からの裏献金1億円の受領を認定し、東北地方の公共工事談合で、小沢事務所が「天の声」を発して業者選定に決定的な影響力を有していたことも認めた。
形式犯とされる虚偽記載を「実質的な贈収賄事件」と位置づけて捜査・立証してきた、検察側の「完勝」といえる判決だった。
裁判官は変わるが、「元秘書と共謀した」として強制起訴された小沢氏の裁判にも、この判決は影響しかねない。そもそも、小沢氏は秘書にとっては絶対的存在だった。昨年4月、小沢氏の元筆頭秘書(58)が、夕刊フジの独占インタビューにこう答えている。
「私の秘書時代、先生は毎朝、東京・深沢の自宅で秘書たちの報告を受け、その場で細かく指示を出していた。秘書が勝手に物事を進めることはあり得ず、背信行為をしたり、ウソをつけば一発でクビ。先生はよく、『大将からの金は10円でも押し頂け(=うやうやしく受け取れ)』と語っていた。秘書だけで約20億円もの虚偽記載など考えられません」
この元筆頭秘書をはじめ、小沢事務所にかつて在籍した多くの元秘書が東京地検特捜部の事情聴取を受けている。衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人は共謀を否定しているが、検察側は、小沢事務所の実情・実態を把握していると見るべきだろう。
小沢氏は政治的にも厳しい。野田佳彦首相(54)の「融和路線」に攻め手を見いだせていなかった野党陣営は“敵失”に勢いづいている。
自民党の石原伸晃幹事長(54)は「秘書の管理者として、小沢氏の責任は極めて重い。議員辞職に値する。証人喚問も求めたい」と批判し、公明党の山口那津男代表(59)も「小沢氏の責任は免れない」と同調した。今月30日で閉会する臨時国会を延長して、国会で徹底追及することを求め始めた。
民主党執行部は、小沢氏への証人喚問要求について「公判を抱えている状況なので、必要性は現時点ではない」と否定している。だが、疑惑解明や政治的ケジメを求める国民世論が高まれば、小沢氏はさらに追い込まれることになりかねない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK119掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。