陸山会事件、判決文の全文インターネット公開をしてください。

　単に有罪判決としか報道がされない。検察側がどんな証拠に基づいて何を主張し、被告側がやはりどんな証拠に基づいて何を言ってきたのか、そして裁判所はどんな証拠に基づいて何を判断したのか、さっぱりわからない。

　石川知裕氏は現職国会議員として不逮捕特権も持っているのだから少なくとも今回の判決文を全文自分のホームページに公開するべきだ。

　僕自身は民事事件しか裁判に関わった経験がないが、日本の司法が既にどうしようもないことはよくわかっているつもりだ。しかし、それ以前に、陸山会事件は裁判の内容自体がはっきりしない。判決文の全文をインターネットで公開していただきたい。石川知裕氏は自らの議員生命もかかっているのだから、自分のホームページで判決文の公開をし、その上で、少なくとも自身の主張をきちんと明らかにするべきだろう。http://www.tokachi-ishikawa.com/

しかし、今回の判決でまた日本の政治家は萎縮していくだろう。僕が入試不正に絡んで民事裁判の準備をしていた頃、ある司法雑誌に財政危機の連載記事が載っていて、なぜ、司法雑誌に経済のことが載っているのかとびっくりしたことがある。そして、その時以来、日本の司法関係者は密かに国全体の状況も考えに入れた上で裁判に臨んでいるのかと期待をしていた。しかし、やはり違うようだ。単に、司法関係者が個人プレーで自らの財産保全のためにああいった連載記事が企画されたのだろう。福島原発事故が起こり、いよいろ財政破綻に待ったなしの状況だというのに、この国の上層部は全く市民のことなど眼中にない。まさしく太平洋戦争で学徒動員をやり、特攻攻撃を仕掛け、それでも足りずに、残った年寄りと婦女子に竹槍で本土決戦をやらせようとした軍部と政治家たち。そしてそういった上層部の行為をただただ許してしまう一般市民。救いようがない。

＊6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは？」から一連番号を付しています。＜＜738＞＞ 　

コメント
01. 2011年9月26日 22:23:35: y7jMeRVV8c >この国の上層部は全く市民のことなど眼中にない とにかく小泉純一郎の時代からどんどん酷くなってしまっている あの時代に多くの司法、マスコミ、行政の関係者、そして勿論政治家達が 痴漢冤罪、でっちあげ収賄その他で潰されて行った そしてロクでもない輩がその代わりに出世して行った その連中が今の日本でやりたい放題にやっている
02. 2011年9月26日 22:41:21: EVskgte9f6 ＞石川知裕氏は現職国会議員として不逮捕特権も持っているのだから少なくとも今回の判決文を全文自分のホームページに公開するべきだ。 9/26 午後６時半から開かれた記者会見によりますと、石川衆議院議員の弁護側には、まだ判決文が届いてないそうです。届いたら公開するんじゃないでしょうか。 なお、石川議員がこっそりICレコーダーで録音したとされる取調模様は、裁判で要求されるまで公開は控えるとのことでした(岩上氏による質疑応答より）。なんででしょうね。
03. 2011年9月26日 22:44:36: i7CGvypOTw > 陸山会事件、判決文の全文インターネット公開をしてください。 恐らく、小沢一郎はこの判決に不満だろう。 小沢一郎は今までのように国会での説明から逃げ回らずに、国会で証人喚問に応じて正々堂々と国民に向かって潔白を説明して貰いたい。
04. 2011年9月26日 23:01:24: EVskgte9f6 >>03 さん。 今回の判決は、小沢一郎氏とは直接は関係がありません。 尤も、小沢氏がかつての部下に対する責任感を持っているなら、何らかの意思表明をされるでしょう。これまでの様子を見る限りでは、小沢氏は「私はシロ。私とは関係ない」ということのようですが。石川さん他の側にも異存は無いようで、小沢氏には全く触れていません。たぶん、このまま互いに言及しないまま終わるでしょう。 それはそれでいいと思います。 小沢氏の国会証人喚問は、むしろ、水谷建設の件でお願いしたいです。
05. 2011年9月26日 23:02:04: toqBQYbsP6 この判決、結果的に野田政権の寿命を大幅に縮める可能性があるかもしれない。最短で来年年明け辺りに総選挙という線もあり得る。デフレ下での増税論など無理筋の政策が多過ぎることも命取りの一因になる可能性がある。宴はいつまで続くのか？
06. 小沢さん・石川さん、頑張れ！ 2011年9月26日 23:21:23: qStGgXC3NRhiw : tupyCkB0QU 今回の判決、大手マスコミではやはり「有罪！！」を前面に出した報道です。 早くも「国会議員の秘書や元秘書が刑事責任を問われた近年の例では、有罪判決が出る前に議員本人が離党や議員辞職をしたケースが目立つ。」の記事。（ｂｙ読売） なんだかなあ・・・・・。 やはり判決文の全文を公開して頂き、それを基に裁判所の「おかしいところ」「不可解なところ」を追求していくのが次へのステップかと思います。弁護士は当然やると思いますが、一般市民にわかるように、弁護士側も世論に対し、公開できる情報を出し、この判決の不当性を広く知らしむべきだと思います。 もはや裁判所は公平な善悪を判断できる場所ではないのです。 裁判官とは・・・・・。
07. 2011年9月27日 00:06:17: KyhV72s2AE >>06 >この判決の不当性を広く知らしむべきだと思います。 この判決は正当なものだ。 例えば水谷建設からの裏献金は、犯人たちや贈賄時の同席者が裁判で次々に証言し、明らかになっている。 西松建設が小沢側に迂回献金したことは、下記にある通りすでに西松裁判で認定されている事実である。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-18/2009071801_01_1.html 以上のように、水谷建設からの裏献金も西松建設からの偽装献金も裁判で事実認定されるのは当然だ。
08. 2011年9月27日 00:41:33: EVskgte9f6 動画を貼っておきましょう。 ●石川知裕 衆議院議員記者会見 小沢一郎民主党元代表の元秘書であり、「陸山会事件」で政治資金規正法違反（虚偽記載）罪に問われている石川知裕衆議院議員が9月26日の第一審判決後に記者会見を行ないます。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm15724056
09. 2011年9月27日 06:30:39: 5PlxumyLXz ありえない！ 腰掛けていた椅子からずっこけてしまうほどの「衝撃」ですね。 怒りを通りこしています。 この国はどこまで「朽ちて」行くのだろうか！ 「ありえない！」という思いと「やっぱり！」という思いが錯綜しています。 これでは「真の改革」を目指す政治家など腰が引けて何もできないでしょう。 （ここから言葉が汚くなることを許してください） 政治家達！こういうときにこそ「命をかけろ！」 選挙のときだけ「命がけで政治をおこなう」などと大嘘をつくな！ この裁判の「有罪判決」は歴史に残る汚点である。 この国に「正義」はない。 司法も官僚組織である。 彼らは官僚組織を守る為には全勢力と全精力を投入し「改革派」に対する懐柔と攻撃をしてくる。 もうすでにどれだけの民主党議員が懐柔されたことだろう。 彼らは「マネートラップ」など様々な方法で取り込んでしまった。 そして「歴史はくりかえす」 あの明治維新も実際は「薩摩と長州」によって真の改革が「頓挫」した。 明治政府は彼らの「クーデター」によりのっとられ＜薩長藩閥政治＞がおこなわれたのである。 真の改革派であった「西郷隆盛」は中央から追放されたのである。 そして彼らは「殺した」のである。 なぜ「西郷さん」の銅像があるかというと日本の歴史上の権力者は「政敵」を抹殺することによる「怨霊」を恐れたのである。 だからこそ時の権力者にとって「政敵」はその後奉られ「英雄」になり「神」になるのである。 権力者にとっての真っ先におこなう＜政（まつりごと）＞であった。 そして西郷さんは神になったのである。 戦後という言葉が常に使われるが実は戦前から戦後は特権階級（既得権益層）は解体される事もなく「維持」されたのである。 明治維新もそうである。 政敵である「徳川家」はその後も名家として未だに重要なポストについている。 「公武合体」は旧既得権益層と新勢力との「手打ち」であった。 本来既得権益層を解体し真の民衆の国家を作るのが「目的」であった。 明治も戦後も既得権益層の維持と強化が行なわれたのである。 今の「民主党」を見ればその通りのテイタラクである。 真の改革は頓挫しようとしている。 一部の国会議員を除いて「命をカケル」政治家は目覚めるべし。 国民の一部には少ないがしかし「覚醒」した人たちが現れている。 政治家よ覚醒せよ！ この未曾有の国難はまだまだ序の口である。 既得権益層の富さえも「吹っ飛ぶ」であろう。 そのことに気がつかないのか！ 戦争末期の和平工作は「国体護持」の論争に明け暮れて戦争が継続され多くの国民がアメリカ軍の意味のない殺戮の為の＜戦略爆撃＞で犠牲になった。そして原爆を投下された。 このような終戦に向けた和平工作とポツダム宣言の受諾が遅れた原因はこの「国体護持」にあった。 ポツダム宣言にはわざと「国体護持」を認める文面を削除したと言われるが これはアメリカの恫喝であった。 しかしこの「国体護持」とはいかなることか？ 戦後、保守層は「国体護持とは天皇制を守り、そして昭和天皇の戦争責任を回避することであった」と解説しているが「大嘘」である。 彼らの「国体護持」とは「既得権益層」を守り維持することであった。 そのことを連合国の代表である「アメリカ」と「手打ち」をおこなう為に時間が必要であったのである。 原爆投下はその手打ちの一つであった。 「広島と長崎に二発落とすまで降伏するな！」と。 戦前も戦後もずっと「天皇」は利用されていた。そして今も続いている。 今の天皇制とは既得権益層（エスタブリッシュメント）が利用し自らの富と権力を維持する為に必要なことであるに過ぎない。 戦後あの大戦争を指導した官僚達と財閥は300万人の命を奪ったことの責任など誰も取っていない。 アメリカは「賠償金」を放棄した良識ある善良な国家であるなどとは「大嘘」である。 アメリカ国債を永遠に買い続けることがその交換条件であった。 アメリカ国債を売ることなどできない。 今まで現金化されたことなど一度もない。 今後もずっとない。 官僚組織と既得権益層は解体されなかった。 ただ名目上財閥は解体され「陸軍省と海軍省」がなくなっただけである。 戦前のエリートのトップは陸軍省に入る事を唯一とし戦後は「大蔵省」になっただけである。 官僚組織は解体もされずマッカーサー（アメリカ）とのウラ取引で手打ちをおこなったのである。 財閥は解体されたけれど今も「大企業」として存続している。 三菱など世界一の「兵器」を作っている。 そして前原発言の「武器三原則の見直し」は彼らが命令して言わしているのである。 教育の国家による「一元管理」も戦争中の国民学校の制度を維持したのである。 国民学校は戦争中にナチスドイツの教育制度を真似て作られたのである。 ＜思想を国家が管理し洗脳するために＞ 余談であるが今後は「黒柳徹子」女史のようなユニークな人は現れない。 なぜなら彼女が学んだ 「窓際のトットチャン」のような私学は戦後作られなくなった。 戦前は自由がなく戦後敗戦とともにアメリカに自由を与えられたなどというのは「大嘘」である。 事教育においてはあおのトットチャンが学んだ「市電の電車が教室」のような自由で開放的で子供の個性を尊重する教育は戦前の日本でおこなわれていたのである。 戦後は「自由教育」がおこなわれたなど「大嘘」である。 彼ら官僚はいったん手にした権力はどんなことをしても維持しようとする。 あの戦争中の緊急的「国民学校制度」を戦後も守ったのである。 今現在も新しい私学の小中学校は作らせないようにしている。 だから「名門小学校」が狭き門になっているのである。 どこに「正義」があるのか。どこに憲法に書かれている「主権在民」があるのか？ 最後に国会は何をしているのか？ 国会議員の役目は「法律を作る」事である。 こんなことは小学生で知っているだろう。 そして「議員立法」などという言葉があることを「恥」と思え！ 国会とは立法府である。 法律をどんどん作れ！ 「官僚の抵抗にあい非情に難しい」などと言い訳をするな。 主権在民である。 その一人である私が物申す！ 官僚を国益のために働くように「縛る法律」を作れ！ 国会議員としての役目を果たせ！ 歴史は繰り返す。 ＜賢者は歴史に学び遇者は体験に生きる＞ 小沢一郎を殺してはならない！（政治生命という意味でも） 西郷さんのように田中角栄さんのように殺してはならない！ こんなことは国民にとって大きな「損失」である。 それも取り返しのつかない「愚」をおかそうとしている。 愚かな歴史を繰り返してはならない。 その既得権益層と闘う指導者＜小沢一郎＞を守るべし！ 田中角栄さんを守ろうとして自決した「青木秘書」になれとはいえないが、 「小沢一郎を命をかけて守るべし！」
10. 2011年9月27日 15:28:50: FUviF2HWlS >>09 青木伊平氏は、竹下登氏の首相秘書である。竹下氏がリクルート事件で追及を受けて首相退陣を表明した翌日1989年4月26日、自宅で首吊り自殺した。　 田中角栄邸の運転手兼私設秘書だったのは、笠原正則氏である。 1976年8月1日に東京地検の取調べを受けた後、8月2日に自殺と見られる遺体が車中で発見された。 昔の木曜クラブや経世会の政治家の秘書たちは、決然とした最期を遂げた。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1335738233

11. 2011年9月27日 21:17:31: 2l2C51EQn2 ばかだねえ。今は逆なのよ。清廉潔白の議員・秘書が悪徳検察・裁判所と戦っている。実は戦後まで遡ると、悪徳政治家よりこっちの方が多いのかも。政治家スキャンダルを煽るのは、検察・裁判所の悪事を隠すため。マスゴミも加担してるんだから、国民は長年だまされてきたわけだ。

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