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(2)判決日を境に小沢叩きは変わるのか [陸山会裁判26日判決]
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2011/9/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
無反省の大新聞TVは超微罪でも鬼の首を取ったように「除名勧告」と騒ぎたてる予感
26日の判決を前に、敗色濃厚の検察内部は意気消沈。暴走検察の尻馬に乗って大騒ぎした大マスコミも猛省すべきだが、いまだ反省の色なし。民主党の小沢一郎元代表を一方的にいたぶり犯罪者扱いし、民主党の内紛をいたずらに煽った誤りを絶対に認めようとしない。
これまでの公判でも、検察ストーリーを覆す証言は小さな扱いだった。検察側に有利な証言は、例えば「裏金1億円 元社長が支払い明言」などと大々的に報じてきたくせに、キーマンの水谷建設・水谷功元会長が証人出廷し、検察が描いた裏金授受のシナリオについて「ちょっと考えづらい」と否定した時も、ほとんどがベタ記事扱いだった。
この調子だと、判決後の報道も思いやられる。元秘書3人のうち衆院議員の石川知裕被告あたりに、罰金刑だろうが、執行猶予付きの禁錮刑だろうが、とにかく「有罪」判決が下されれば大新聞テレビが大ハシャギするのは目に見えている。「秘書が有罪なら、親分も責任を取れ」の論理で再び小沢の責任を声高に叫び、野田首相に離党勧告を迫るのは間違いない。
元共同通信記者でジャーナリストの魚住昭氏が言う。
「今回の事件でメディアは大疑獄事件のような報道を繰り広げ、『小沢=悪』という世論を誘導する役目を果たしました。現職議員を逮捕するほどの強引で大掛かりな捜査に対し、言い渡される量刑の軽さは妥当なのか。メディアとして検証の責任があるのに、今のままでは『有罪』の言葉だけが独り歩きし、当時の報道の妥当性を強調する材料に使われそうです。残念ながら、検察の主張を補完して冤罪を招いた郵便不正事件の反省はまったく生かされていません」
大マスコミの役割は世論扇動でなく事実関係の検証。それだけに小沢サイドに裏金が渡ったかのような報道にどう責任を取るのか注目されている。とりわけTBSは昨年1月、検察捜査の渦中に「ウラ献金疑惑、居合わせた人物が核心証言」を“スクープ”と銘打って大々的に報道したものだが、その後はウヤムヤだ。裏金を渡したはずの水谷建設側の法廷証言も、TBS報道と食い違い、大久保隆規被告が法廷で「いくら何でもヒド過ぎる」と激怒した報道内容だったが、いまだTBSは検証番組も流していない。
「今回の判決で裁判所が裏金の授受について、どう認定するのかも、大きな焦点です。裁判所が『立証不十分』『無かったとはいえない』とウヤムヤに判断すれば、再びメディアは思い上がって、『判決後も残るナゾ』といった調子で再び小沢氏を攻撃しかねません」(魚住氏)
メディアの無反省報道は、この2年間の政治空白と混乱を招いた与野党の薄っぺら政治家たちを喜ばせるだけだ。
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