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朝霞国家公務員宿舎建設再開問題、なぜ今建設再開なのか?
以前事業仕訳で建設凍結となったものが、野田首相が財務大臣在任中に建設再開を決めていたと話題になっている。
元の米軍キャンプ跡地開発で、朝霞駅から徒歩10分以内という好立地であるようだ。850戸で総事業費105億円。土壌から鉛が検出されている。その入れ替え費用も含まれているのかどうかは不明だ。国が別途負担すると言う話もあるからだ。米軍跡地なので、土地は広く、全体では19.4ヘクタール、つまり、約20ヘクタールもある。今回はその中心部分である3ヘクタールに国家公務員宿舎を建設すると言うことのようだ。PFIでその事業主体は大林組である様子。最初はM建設が噛んでいるのではと思ったのだが、よく分からない。
こういった決定について、その決定理由の公開があってもいいと思うのだが、木で鼻をくくったような単に必要性をよく検討して決定に至ったというような全く理由としては何も開示していない説明で終わってしまうことが多い。
東京の都心ではなくてさいたま新都心への通勤者用だと言う説明がされている様子だが、それでももし徒歩で行くとなると何時間もかかる。震災対策としても中途半端な感覚は残る。
3ヘクタールの土地に850戸分の二棟のマンション建設で105億円は土地代が含まれていないから多少というかかなり高いように思う。つまり、住宅の規模というか内容がよく分からないのだ。全てが3LDKとかなら105億円は安いとさえ言えるが、若い職員用とのことなのでそうではないようだ。市の施設なども含まれるとのことで、そちらがかなりな規模になるのかもしれない。ただどちらにしても、なぜこの時期に建設着工になったのか疑問だ。
一番あり得るのが基地返還時の密約があってその実現のために、つまり、日本が財政破綻する前に、または、原発震災で関東地方全体が居住不能になる前に、急いで着工を決めたと言うことあたりだ。もう一つは今後本当に財政が厳しくなるので、まだ余裕があるうちに決めたいと言うことかも知れないが、公務員宿舎にそんな緊急性があるようでもないので、こちらではないように感じる。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<711>>
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