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私のように特定の支持イデオロギーや特定の支持政党を持たない 者にとって、そしておよそ政治に真面目にかかわるものは馬鹿だと政治 を全否定するものにとって、まことに面白い政治状況になってきた。最近の政治報道や、政治ブログが完全に混迷し始めた。何を言っているのかわからなくなってきた。
それもそのはずだ。政治家自体が自分で自分がわからなくなって来ている。政党が政党の体をなさなくなってきた。野田民主党政権はでたらめ政権だ。それでも反自民党の連中は野田政権を応援する。野田政権は左翼と右翼の自己矛盾政党だ。左翼はその左翼部分を見て野田政権を応援する。ところがその左翼は野田政権の本性である松下政経塾らを褒めることはできない。
今度の野田政権は小沢派を取り入れている振りをしている。小沢シンパはそれを過大評価する。ところがその実態は小沢はずしだ。どこまで信用していいか分からない。野田政権は誰の目でみても素人集団の政権だ。ところが反小沢の大手メディアはそんな野田政権でも応援せざるを得ない。その後に小沢がでてくれば困るからだ。
野田は菅直人が支援した。だから脱原発派の菅シンパは野田は脱原発だと勝手に期待する。ところが鉢呂の後にあの枝野を据えた。枝野は原発事故で「今のところ危険ではない」を連発して国民を騙してきた菅政権の張本人だ。それを素直に喜べない。鉢呂は社会党出身の左派政治家だ。軽率な発言をして辞めざるを 得なくなった。
ところが左派はそれがメディアの陰謀だとメディアを叩く。右翼は野田政権を右翼的だと思って応援する。菅左翼政権よりはましだ と思う。ところがどうもそうでもない。野田の右翼的姿勢が腰が定まらない。手放しで喜べない。要するに誰を信用していいか分からないのだ。どこ政党を支持していいのか分からないのだ。だから政治報道が迷走している。
政治ブログがつまらなくなっている。仲間割れし始めた。そんな時は原点にもどればいいのだ。政治家なんて皆権力欲しさの卑劣漢だ。政党などは選挙のための互助組織だ。国民のために誰が、どこまで本気で仕事をしているのか。誰がまともな政策論を唱えているか。それを見極めればいいのだ。
特定の政治家や政党に肩入れするのは愚の骨頂だ。所詮は政治とはその程度のものだ。
目くじらを立てて真面目に論ずるものではない。税金を無駄遣いさせないよう監視しているだけでよいのである。私にとって今の政治状況ほど面白いものはない。
http://www.amakiblog.com/archives/2011/09/13/#002029
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