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週刊金曜日で鈴木邦男氏が証言した「在特会と公安警察は一体」というのがよくわかった、9.11新宿デモ逮捕劇!
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2011/09/13 00:37 :(日々坦々)
前半は昨日のエントリーと少しかぶるが、再掲させていただき、在特会に絞って911新宿デモを振り返ってみたい。
既報のように、当日9月11日15時くらいに、伊勢丹の前に日の丸がいくつかあるのが見え騒がしかったので、行って写真を何枚か撮った。
(デモ隊が通過する前の15:15頃)
この時から既に警察の布陣は、彼らを守り、彼らに対して抗議してくるものを見張る、というような姿勢がうかがえる。
(デモ隊が通る方向を向いてヤジを飛ばしていた)
彼らのノボリには、はっきりと「在特会」と書いてあった。
挑発的だったのが、デモ隊が通過している時、彼らが繰り返し叫んでいた「サヨク、キチガイ」というものだ。
(デモ隊の第二隊列が通過した16:35頃、警察官の前に私服警官が列をなしデモ隊に向けて目を光らせているのがわかる)
これでは、在特会に思いっきり罵詈雑言を浴びせかけさせ、抗議してくることを見込して逮捕するために待ち構えていた、と勘繰られてもしかたあるまい。
(デモ隊通過中の様子)
この写真を撮った後、背後に回ってビデオを撮った。(少し画像が乱れる・・・)
逮捕されたときの在特会からの罵詈雑言は、「サヨク、キチガイ」とは比べるべくもない、まさに言葉の暴力だった。
■大拡散動画:在特会の挑発でデモ参加者が逮捕された瞬間の動画
2011.9.11在特会に抗議しようとした脱原発デモ参加者逮捕の瞬間【1】
2011.9.11在特会に抗議しようとした脱原発デモ参加者逮捕の瞬間【2】
○投稿者コメント
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■別動画 伊勢丹前 逮捕
公安刑事は、在特会が飛ばすヤジと同質の、怒鳴り声をあげているのがわかる。
在特会のデモ隊に対する挑発的ヤジを書きたくもなかったが、「言葉の暴力」を可視化する意味で書き出してみた。
犯罪者は日本から出ていけ―! 犯罪者は逮捕しろ―! 犯罪者は射殺しろ―! 生きたまま刑務所にたたきこめ― このうじ虫を日本からたたき出せ― さっさと逮捕しろよ、何のために君たちは警察官をやってるんだよ! おめでとうございまーす。 おめでとうございまーす。 犯罪者を射殺しろ―! 逮捕なんて生ぬるいことやってないで、射殺しろよ! こいつナイフもってるかもしれないだろ! 逮捕じゃなくて射殺しろよ。
(ここで逮捕される)
バンザーイ!
射殺しろ―!
・・・・
もう、この人間とも思えない餓鬼・畜生の遠吠えは、吐き気がするので止めにする。
在特会の警察に対する挑発が、合図であったかのように警察は逮捕しているようにも思える。
これを見て次のようにツイートした。
≪しかし、どう見ても逮捕された人間よりも、挑発している連中の言葉の暴力のほうが逮捕されるべきだろ思うが、普通のごく常識的な人が見てどう思うだろうか?≫
デモ隊側から撮った、ここを通過する映像があった。
■2011 9 11 新宿デモ行進 伊勢丹交差点付近
以前のエントリーで公安警察と在特会が一体であることを、一水会の鈴木邦男氏が週刊金曜日で書いたものを取り上げたことがある。
それを再掲させていただく。
一水会最高顧問の鈴木邦男氏と哲学者の能川元一氏の対談で、一部を抜粋させていただく。
(以下書き写し・一部抜粋)
元新右翼&ネット右翼研究家
『いま排外主義の病理を撃つ』 「在特会」よ、君らは卑怯者だ!(週刊金曜日2010/11/12号)
≪民族差別に満ちた汚い罵声を浴びせながら、各地で暴力的行為を繰り広げる「在特会」―。
「市民運動」などと称して排外主義を煽る彼らこそこの国の恥部であり、暗部でもあるのだ。
―この数年、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」、あるいはそれとメンバーが重複する「主権回復を目指す会」と称する団体が、全国各地で暴力行為を伴った排外主義的な活動を繰り広げています。この六月には彼らがイルカ漁をテーマにした映画『ザ・コーブ』を上映する横浜市の映画館に押しかけ、その場で話し合いを呼びかけた鈴木さんに暴行を加える事件が起きました。
能川 彼らはそれまで警察からまったく野放しにされていたのですが、その後八月になって、京都朝鮮初級学校に押しかけ授業を妨害したとして、メンバー四人が逮捕されました。続いて九月には、「在特会」の副会長を含むメンバー計十九人が、徳島県教職員組合の事務所に侵入し、業務を妨害したとして、威力妨害などの容疑で逮捕されています。ようやくという感じがしますが。
鈴木 野放しというか、公安と一体でしたからね。街頭での行動なんか、互いに事前に打ち合わせている。しかも「目指す会」のリーダーが、公安に誰々を「排除しろ」とか「マスコミをどかせろ」なんて車の中から指令しているほど。
横浜の場合、僕は表現者として「まず公開させるべきだ。上映の妨害は間違っている」と思いリーダーと討論しようと近づいたら、公安に止められた。もし右翼が上映を妨害しようと街宣車を映画館に近づけたら、即刻逮捕です。
―なぜ今になって、逮捕者が。
鈴木 彼らは横浜の映画館の支配人宅に押しかけ、敷地内に入り、玄関で何の関係もない老いたお母さんを吊るし上げた。立派な家宅侵入罪です。しかも、それをネットの動画で得意げに流している。いくら何でもやりすぎで、京都にしろ徳島にしろ、被害者が出ているのでもう警察もかばいきれなくなった。
能川 「在特会」は、自身について「右翼ではない」と言い、「市民運動」と規定していますね。でも、言っていることは実に過激で汚い言葉で排外主義を煽る。なのに公安は唱えている主張ではなく、右翼団体と自己規定しない限りそうしたものとして見なさない傾向にあるようです。だから、お目こぼしの対象になる。
鈴木 それはあるでしょうね。
能川 ただ、主張している内容は従来の右翼とかなり共通していますが、「在特会」のように在日朝鮮・韓国人を直接ターゲットにして押しかけ、「朝鮮人は帰れ」などと罵声を浴びせる右翼はいなかったでしょう。
鈴木 僕も、「北朝鮮に帰れ」なんて言われました。彼らは、自分たちに反対するのは全部「朝鮮人」なんですよ。何か、この国の一番嫌な部分を見せつけられているような気がしてならないんです。排外主義的な面というか、「キムチ臭い」なんて言葉を平気で浴びせる。右翼は、そうした民族差別的なことは言いません。右翼の中にも在日の出身者はいますし、社会的に差別された階層の人もいるんですから。
・・・(中略)
―「在特会」的な流れは、ネット右翼から始まったとされますね。
鈴木 やはり、インターネットの悪い面が影響していますよ。一昔前なら到底活字媒体で載せられなかったような差別的な発言、あるいは陰に隠れてしかできなかった表現が、バーンとネットに出てくる。
・・・(中略)
能川 いまや一つのパターンができていて、『産経』など、右派メディアがあることないことを書き立てる。そうした題材を、新聞では使えないような表現でネットで書かれる。読んだ「在特会」などが表に出てきて抗議行動をし、その様子が動画で臨場感を伴って流され、人々の関心を高めていく―という感じです。
鈴木 嫌な時代になったもんだね。(本ブログ2010/11/14エントリー)≫
まさに9.11新宿デモで、伊勢丹前の在特会と公安警察は示し合わせたように獲物が引っかかるのを狙っていた、と見ることもできるような鈴木氏の自身の経験を基にした話だ。
今回、全く同じことが起こっていると言える。
そして在特会が、自分達で撮ったビデオが証拠採用されたように、今回も同じことが起こり得ると、念じておこう。
参照映像
■「在特会」幹部ら4人逮捕 TV報道@
■「在特会」幹部ら4人逮捕 TV報道A
最後に、在特会のお行儀の悪さもビデオでわかったが、公安警察のお行儀の悪さがわかるビデオもあったので貼り付けて置く。
■別の場所で逮捕された瞬間のビデオ
≪デモ隊から突然引っこ抜かれ逮捕される民間人の模様。「逮捕邪魔したらお前らも逮捕だぞ!」「身分証明書持ってんのか!」等、指揮官とおぼしき公安刑事は終始居丈高でした-。≫
追加(YouTubeにあった公安もの)
何でこんなに怒鳴っているかの経緯は不明だが、市民に対する態度とは到底思えない。
■rogue police assaulted rally 市民デモを襲撃する公安刑事
(アップした方のコメント)
弾圧に抗議した市民にいきなり逆切れし、デモ参加者にあたりかまわず掴みかかって脅しをかける大阪府警の公安刑事の皆さん。
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