http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/435.html
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江川紹子氏がツイートする、FD改竄の前田元検事の上司検事の公判
http://31634308.at.webry.info/201109/article_12.html
2011/09/12 23:00 かっちの言い分
このような政治ブログを書いていて、いつも鋭く共感する批評をしている江川紹子氏のツイッターをフォローしている。文章の終わりに大好きな猫ちゃん言葉を付けてある。今日、大阪地検の前田元検事がFDを改竄した事件で、その上司であった当時の大坪特捜部長、佐賀副部長の公判が始まり、その公判内容をツイッターしていた。マスコミでは決して聞けない内容なので紹介したい。
以下その内容:
amneris84Shoko Egawa
押収証拠のFD改ざん事件を隠蔽したとして犯人隠避罪で起訴された大阪地検特捜部の大坪元部長、佐賀元副部長の初公判。2人とも、起訴事実を否認。それは予想されていたことだったけど、弁護側の冒頭陳述聞いて、改めて検察特捜部のありように、唖然とさせられました
なんと佐賀副部長は、前田検事によるFD改ざん疑惑とともに、公判担当の塚部検事から「村木さんは無罪」と聞かされただけでなく、公判の主任検事で証人テストなどで公判準備を重ねてきた白井検事からも「有罪の心証が取れない。検察側証人が次々供述を変えている」と伝えられていたにも関わらず、佐賀元副部長は「公表する」と息巻く塚部検事や「公判部長に報告する」と言う白井検事を制し、本人に確認してから特捜部として報告するということにした。前田に事実を聞いたり、組織内部でいろいろやっているものの、無実の人を起訴してしまったのではないか、という観点から調査をしたことは何も出ていない。
要するに、佐賀副部長の頭にあるのは、検察の組織防衛のことだけで、無実の人を犯罪者にしてしまったのではないことは、関心の外だったようだ。これが、大阪地検特捜部ナンバー2の人権感覚、ということが、むしろ弁護人の冒陳で明らかになってしまった。
それから、國井検事が同僚たちに出したメールの中で、「前田検事を信じましょう。言ってもいないことを調書にすることはよくある。これも証拠改竄やもみ消しと同じ」などという内容があることが、弁護側冒陳で明らかにされた。國井検事は上村厚労省元係長の取り調べでもそれをやったわけですね。
同僚にそういうメールをしているということは、少なくとも大阪地検では、言ってもいないことを調書にするということがよくある、というのが共通の認識になっていた、ということなのでしょう。
初公判終了にゃう。検察官の一人が被告人席に歩みより、何度も頭を下げて挨拶。大坪、佐賀両被告人は笑顔で応じる。ナンダコリャ
これが、マスコミの報道では絶対に聞けない生の内容である。これを読んで分かるのは、如何に検察が自己中心的であるかということだ。自分の筋書き通りに裁判が出来れば、被告の人生がどうなろうとも関係ない。むしろ、基本的人権より組織、自分の方が余程大切ということだ。陸山会事件の検事調書の多くが不採用になったことがよくわかる。
また、東電社員殺害事件で、検察が別人物の皮膚、唾液の新証拠を明かさなかったことは、正に検察の他人の基本的人権など屁でもないことを物語っている。本当に恐ろしい。無実かもしれない人を牢屋に入れておいても、何も感じない血も涙もない。
対決…失敗許されぬ検察と120人の大弁護団
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110912-OYT1T00540.htm?from=main4
最高検が捜査し、検察にとっては失敗の許されない裁判。
弁護側も「手ごわいが、突き崩せる」と強気。両者は緊張感をにじませながら初公判に臨んだ。
検察側の担当は、証拠品改ざん事件の公判を受け持った最高検検事4人。岐阜地検次席検事などを歴任した中村孝検事(49)らいずれも大坪、佐賀両被告より後輩で、関西での勤務歴はほとんどない。
弁護側は、大坪被告が約20人、佐賀被告は司法修習の同期生ら約100人からなる大弁護団。大坪被告の弁護団長は、司法修習で大坪被告の面倒を見た田宮甫(はじめ)弁護士(77)(第二東京弁護士会)。佐賀被告の弁護団は、司法修習同期で刑事弁護を数多く手がける秋田真志弁護士(48)(大阪弁護士会)が主任を務める。
大坪氏の弁護団が20名、佐賀氏の弁護団が100名という。これを聞いて笑ってしまう。弁護団の数が多いほど無罪とでもいいたいのか。弁護団の検事がこれだけ多いということは、ある意味検事の組織の防衛と見えてしまう。つまり、検事が検事を裁くような事はあり得ないということの裏返しのように思える。
検事が言っていることは、あくまで公明正大で、嘘偽りはないといいたいのではないか。検事は絶対に正しいと!
江川氏の初公判終了にゃう。検察官の一人が被告人席に歩みより、何度も頭を下げて挨拶。大坪、佐賀両被告人は笑顔で応じる。ナンダコリャ を聞いて、これで公明正大な公判が出来るのかはなはだ疑問と言わざるを得ない。
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