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前原、仙谷氏説得に折れる=枝野氏「充電」できず−経産相後任
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2011/09/12-21:10 時事通信
東京電力福島第1原発事故をめぐる不適切な発言で辞任した鉢呂吉雄前経済産業相の後任に、枝野幸男前官房長官が決まった。枝野氏は「一兵卒の立場から野田内閣を支えたい」との意向を表明していたものの、民主党の前原誠司政調会長や仙谷由人政調会長代行らが説得し、最後は折れた。
野田佳彦首相は2日の政権発足に当たり、枝野氏の閣僚起用を見送った。同氏が属する前原グループから4人を入閣させれば党内バランスが崩れ、挙党態勢が揺らぐことは必至だからだ。
しかし、鉢呂氏が失言で辞任に追い込まれたことで、後任には安定感が欠かせなくなった。臨時国会召集を13日に控え、十分な調整時間も取れないため、原発事故を熟知している枝野氏の「即戦力」に頼らざるを得なくなったとみられる。
政府関係者によると、枝野氏は「入閣を相当嫌がった」。枝野氏は首相より7歳若いが、初当選同期でライバル関係にもある。首相が輿石東幹事長を登用したサプライズ人事を目の当たりにし、枝野氏は、「野田氏は5年くらい、じっくりと首相になったときのことを考えていたのだろう」とうなったという。「いずれは先頭に立って役割を果たしたい」と公言する枝野氏としては、自身の将来を見据えた「充電」の必要性を感じていたのは間違いない。
それでも、野田政権の発足間もないつまずきに際し、前原氏や「兄貴分」の仙谷氏に口説かれ、11日夜には内諾した。前原、仙谷両氏は12日、それぞれ「適任だ」と周囲に語った。
ただ、枝野氏が幹事長として指揮を執った昨年7月の参院選で民主党は敗北。その後同氏が幹事長代理、官房長官の要職に就いたことへの批判は根強い。不評を買った菅直人前首相の「女房役」だったことへの反発もある。枝野氏にとり、経産相就任は重荷になるかもしれない。
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