109. 2011年9月13日 21:40:06: 03bw0jfJsI
阿修羅で素晴らしい投稿を見つけましたので皆さんに読んで頂きたく無断転載しました。今回の、 鉢呂発言について、朝日はみずから検証を始めたようです。 私は朝日新聞をやめたので読んでいないので、 江川さんのツイッターから引用すると amneris84 Shoko Egawa 朝日が鉢呂氏放射能発言報道を検証しているが、最初にフジテレビが報じたことが分かるだけ。なぜあの異常な報道に至ったかは不明。記者がその場にいたと明らかにしているのは、朝日、NHK、毎日、共同のみ。産経、東京、テレ東、時事 ついで、おそらく新聞記者と思われるPinpinkiriさんのツイッターから pinpinkiri 記者とかしています こういうことだったのか。社内にいても全容がわからなかった鉢呂氏の放射能発言。朝日を読んでやっと把握できた。8日深夜の問題の言動は現場にいたどの社も報じず。翌日夜、死のまち発言の後、フジテレビが伝聞調で報道、ウェブサイトにも載せたことから共同をはじめ各メディアが報じ始めたという。 上記から判断すると 「放射能発言」の場にいたのは、朝日、NHK、毎日、共同のみで、 しかも彼等は、その発言を確認していない。 ネットでの報道がでて、現場にいなかったフジテレビの記者がウエブサイトで 報道して、それで、われもわれもという伝言ゲーム的記事になったということらしい。 鉢呂さんの退任のときの記者会見の様子も明らかになりましたが、 ある記者が大臣をどなりつける質問が聞こえました。 フリージャーナリストの田中竜作氏が失礼じゃないか、名乗れと たしなめました(あとで田中氏の調査で時事通信の記者ということがわかりました) 結局、「放射能をつけた」発言は、書いた記者の誰もが事実を確認できないまま 伝言ゲームのように,報道されたことが大臣の辞任につながりました。 報道のありかたの問題でいうと 記者クラブ記者の劣化はこのようにひどいものなのです。 朝日も、星浩氏を筆頭に、小沢氏のことになると ペン先がおかしくなるようで、 小沢氏の政治資金規正法違反が20億円というあきらかな誤報を しているのですが、訂正していません。 ただ、今回、朝日はなぜ、放射能発言が伝聞のまま事実のように 報道されてしまったか、検証したことは報道の良心が一部は残っていると 感じます。 毎日新聞は、一面で扱ったのですから、これは最も説明責任があるでしょう。 系列のTBS及び、みのもんたあたりもきちんと説明すべきでしょう。 伝聞情報を事実として報道したことが、 ある意味、一国の大臣を追い落とすことになったのですから。 赤旗もその意味で、読者に事実を伝えるべきなのです。 鉢呂経産相が辞任、原発被害者踏みつけ 暴言繰り返す。 という見出しですが、 鉢呂経産相の辞任は事実として 原発被害者踏みつけは、福島県の現場の方の声は、鉢呂発言について 踏みつけられたという人もいますが、実際に、鉢呂氏が現場に入って 小学校の放射能被曝の対策に奔走したことを知っている人は、そうは 思っていません。一方的に都合のよい読者の声を世論とする商業紙と 同様な手法をとっている限り、国民の真の声を読み取ることはできないでしょう。 暴言くり返す、これは明らかな誤りです。 死の町というのは、暴言ではなく、事実でしょう。これを暴言と 認識する記者の感覚こそ疑います。 もっとひどいのは、伝聞の放射能発言を暴言の事実と認識して、 この場合、関係のない松本龍氏の発言も、鉢呂氏の発言と重ねて 暴言をくり返す、としたことです。 違う人の発言を重ねて、同じ人がくり返すという書き方は 明らかに誤りです。 赤旗は、小沢氏に20億円の政治資金規正法の虚偽記載があるという 誤報についても、一切、訂正していません。 政党機関紙ですから、党利党略で書くことはあるでしょうが、 事実をまげて、他党の政治家を攻撃する手法は、正しいものではありませんし 共産党のとるべき姿ではないでしょう。 かってのヒットラーが共産党をつぶすために 国会議事堂放火事件を共産党の仕業としたことと同様なのです。 50さん、 私は、いまの日本が、大連立になったら、増税もTPPも 軍拡も、憲法改正も、雪崩のように行われてしまうでしょう。 民主党のあやうさ、とくに野田、前原氏の動きは危ないのです。 だから、健全な少数政党が必要だという立場です。 小沢氏事件は間違いなく冤罪と考えていますし、 現在の日本を立て直すのは小沢氏しかいないだろうと 感じていますが、二大政党制については見解を異にしています。 共産党は、たとえば小沢氏事件では、 特捜検察の闇、三井公安部長事件等を きちんと追求して、検察権力を公正な方向にすべきなのです。 検察や自民党の使いパシリをしている赤旗は敵を見誤っているのです。 今回の鉢呂発言事件でも、その裏にある、経産省官僚や原発推進派の うごき、原発マネーが我が国の政治をゆがめている動きを独自の取材網で あきらかにして、政治を国民の手に取り戻すことが大事なのです。 そうして、脱原発という自らの主張の正当性を裏付けることが必要なのです。 それなのに、今回も、赤旗は結局、経産省官僚と原発推進派の狙い通りの 報道をしてしまいました。 少なくとも、鉢呂発言に関する報道のうらにあるものはなんだったか 朝日新聞よりももっときちんと検証していくことが、 報道に関わるもの、本来の責務と考えています。 そういう自己検証がなされないマスコミや機関紙は自滅していくだけでしょう。
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