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鉢呂大臣の辞任は、この内閣の実力の無さを端的に現している。国民として恥ずかしい。
http://31634308.at.webry.info/201109/article_10.html
2011/09/10 23:00 かっちの言い分
今、鉢呂経産相が話題を集めている。結局、自分で辞表を出したというが、実際は野田首相に引導を渡されたのであろう。平野国対委員長が、まだ「内閣は未完成」だからと言い、国会会期を長くすると直ぐにボロが出るから会期を短くしろと言っている。
事の顛末は、鉢呂氏が、福島の町を見て「死の町」と言ったとして、自民党に批判され、またマスコミも住民の怒りの声などとして喧伝した。住民の声なども、本当に何人の人に取材したかわわからない。国会の予算会議などで野党から批判されるのは堪らないとして、野田首相が詰め腹を切らせたと思われる。
しかし、原発のある町に人が居なくなって、また核物質によってしばらく住めなくなったことは、厳然たる事実である。そこから避難している人達には悪いが、「死の町」みたいと言われても仕方がない。むしろ、怒るならこのような状態にした東電であり、その時の政府当事者に怒らなければならい。
自民党も菅政権を追い詰めて、やっと内閣支持率20%前後まで追い込んだが、また元の木阿弥で支持率60%台になってしまったので、支持率を下げるため、少し焦っているのであろう。誰かを生贄にするため、鵜の目鷹の目で獲物を探していたら、自分から失言して蜘蛛の網に飛び込んできた。サッカーで言えば、オウンゴールである。
今回の鉢呂氏の発言で、その人の人格が問われるのは、「ほら、放射能を分けてやる」と言って、服に付けるようなしぐさをしたということである。これを聞いて、直ぐに昔小学校で「うんち」もしくは「何か汚いもの」を付けるぞーと言って、追っかけあったことが思い出された。正にこの感覚でやったのだろう。一国の大臣がこんなことをやったらどうなるか分からないということが、一般人の常識では分からない。
小沢氏が今回の内閣をみて、雑巾がけをしないで直ぐに偉くなると批判していたが、正にその通りである。まるで政治ごっこをしているようだ。そう映っているのだろう。小沢氏の裁判の判決は来年の4月である。無罪となるとネット社会では言われているが、小沢氏の復権を望まない勢力が明らかにいることも確かである。とても楽観的にはなれない。今回の鉢呂氏が辞めざるを得ない結果になったのも、鉢呂氏が原子力をゼロにすると就任早々ぶち上げて、それを良しとしない勢力が反撃の機会を狙っていたのだと思っている。
今回の辞任を見て、この内閣もそんな長くはないように感じる。
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