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野田、前原、玄葉たちの勘違い
[亡国の徒か 松下政経塾議員のアタマ]
(日刊ゲンダイ2011/9/8)
政経塾に入塾すると、4年間の寮生活が始まる。そこではさまざまな研修カリキュラムが組まれる。政治学、経済学などの学習・討論をはじめ、書道や座禅などの伝統教育、さらには体験実習なるものがある。
自衛隊入隊、工場への体験入社、農家での体験生活などユニークなプログラムが組まれている。これ以外に、各自が決めた自由研究や活動もある。特定の業界に足を運んだり、ホームレス生活に飛び込んでいったりとさまざまだ。
こうしたカリキュラムそのものが、頭でっかちな政治家を生み出しているとある政経塾元講師は指摘する。
「野田佳彦や前原誠司、玄葉光一郎……みんなそうだが、大学を出て社会人にならずそのまま入塾している。企業に研修に行ったり、自衛隊に入ったりするが、たった数日参加したところで実態が分かるはずがない。なのに、彼らは現場をちょっと見ただけで百を知った気になり、自信を持ってしまう。たとえば、原口一博が自由研究でちょっとホームレス生活をしただけで、いまでも『私は実態をよく知っている』と自慢し、政策を語っているのがいい例だ」
◆数日の体験研修で社会を知った気になってしまう
学歴エリートを集めて教育し、社会を“疑似体験”させる政経塾のやり方は、もはや限界にきている。野田首相を輩出した今が、政経塾のピークだという見方も根強い。
政経塾出身者が政界に大量進出するキッカケは、93年の「日本新党」ブームだった。候補者のタマ不足に悩む新党にとって政経塾は、ありがたい「人材供給源」だった。
候補者を公募している民主党にとっても、政経塾は格好の人材供給源だ。
しかし、時代は大きく変わり始めた。これまで世襲や官僚、地方議員しか公認してこなかった自民党までが公募制度を導入し始めたからだ。「地盤」「看板」「カバン」のない若者でも国政に進めるチャンスが確実に広がっている。
社会経験を積んだ優秀な人材が次々に政界に流入すれば、わざわざ未熟な政経塾出身者を候補にする必要はなくなるだろう。実際、自民党の公募には、政経塾出身者など足元にも及ばない優秀な人材が集まっているという。
もし、野田新首相が失政を重ね、短期間で退陣に追い込まれれば、政経塾の評価は決定的に下がる。いま政経塾OBの国会議員は38人いるが、いっときのあだ花で終わる可能性が高くなっている。
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