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国会審議を逃げ回るようでは野田政権は終わりだ
http://www.amakiblog.com/archives/2011/09/08/
2011年09月08日 天木 直人のブログ
ただでさえ自民党との違いが曖昧な民主党であるが、野田政権の誕生
とともに、もはやすべてが自民党時代に回帰したごとくだ。
ついに国会開会をめぐる日程調整まで自民党のようになった。
報道によれば政府は臨時国会を13日に召集し、会期を16日までの
4日間としたいという。
これに対し、自民党は強く反発している。
自民党が反発してもお笑い種だが、こればかりは正しい。
野田民主党が国会審議を逃げることは許されない。
そもそも野田首相の所信表明演説などは官僚の書いた原稿を読み上げ
るセレモニーだ。
その所信表明に対する本会議での代表質問とそれに対する答弁もまた
あらかじめ用意した質問書と答弁書を読み上げるだけだ。
本当の国会審議が始まるのは予算委員会からだ。
この予算委員会ですら、与党の八百長質問が中心の無意味なもので
あるのに、野田民主党はその予算委員会さえ逃げようとしている。
そもそも国会開始が当然のように13日と設定されるのがおかしい。
なぜすぐに国会を開かないのか。
国会議員の仕事はそれしかないだろう。
たしかに民主党が政権交代を果たした直後は国会質疑を尊重する姿勢を
見せた。
野党に質問を譲って野党の質問を受けて立つ度量を見せようとした。
私はそれに期待した。
ところがそれはたちまちのうちに腰砕けになり、野党に追い込まれては
いけないと民主党議員の八百長質問を許すようになった。
こうなったらもう歯止めは利かない。とうとう国会審議を逃げるように
なった。
国民に対する説明責任を果たすことなく訪米を優先する。米国大統領との
会談を国民への説明より優先する。
すべては自民党政権時代と瓜二つだ。
そう思っていたら平野博文民主党国対委員長が、「内閣が発足した
ばかりで不完全。国会で十分な答弁が出来ない」と本音を白状したという。
輿石といい平野といい、政策に疎くて国対政治ばかりやっている連中が
国会をとり仕切っている。
これでは野田政権は終わりだ。
こんな野田政権を支持した国民はいい面の皮だ。
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