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小沢氏、威信低下拭えず=グループ統合にも異論噴出
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011090700979
2011/09/07-21:33 時事通信
民主党の小沢一郎元代表の威信低下に歯止めがかからない。海江田万里前経済産業相を支援して敗北した先の代表選後、小沢氏を支持する議員の間からは不満が噴出。来年9月の野田佳彦首相の党代表任期満了に伴う代表選をにらみ、小沢氏は三つある支持グループを統合して結束を固め直す考えだが、グループ内は一枚岩には程遠く、捲土(けんど)重来は容易でなさそうだ。
「都合が悪くなったから約束はなしというのでは、互いの信頼関係は生まれない」。小沢氏は7日夕、名古屋市内で開かれた同党議員のパーティーで、衆院選マニフェスト(政権公約)実現を輿石東幹事長ら執行部に求めていく考えを強調。野田政権への影響力をアピールした。
だが、昨年6月以降の代表選で3連敗したことから、選挙に強いという「小沢神話」は根底から揺らいでおり、小沢グループ内には「もう小沢氏の(完全復権の)芽はない」との悲観的な見方が広がっている。
小沢氏にとってさらに深刻なのは、代表選の支持候補を選定する過程が不信感を招いていることだ。小沢氏は告示前の先月25日、鳩山由紀夫元首相と会い、菅政権の「脱小沢」路線を継承する候補は支援しないことを確認。ところが、細川護煕元首相の仲介で小沢氏が菅政権主流派の野田氏と告示前に会談していたことが伝わり、小沢グループ内では「裏切られた」(中堅)との声すら上がった。
小沢氏は中堅・若手でつくる「一新会」と、衆院当選1回議員による「北辰会」、参院議員グループの三つを近く一本化して、自らがトップに就く方針。自身の資金管理団体の政治資金規正法違反事件で「無罪」を勝ち取ることを前提に、次期代表選への再出馬も視野に入れているとみられる。
しかし、小沢氏への処分に反発して民主党会派からの離脱を一時表明していた渡辺浩一郎衆院議員らが7日に開いた会合では、代表選敗北の総括を優先すべきだとの意見が続出した。
各グループ内には、一本化は樋高剛副幹事長ら一部側近議員が小沢氏の意向を忖度(そんたく)して強引に進めているとして、「側近政治をしていると小沢グループは持たない。統合してもこぼれる議員は多い」(別の中堅)との批判も強い。このため、統合後も3グループは存続して独自の活動を続ける方向で、結束を強化できるかは不透明だ。
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