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危機管理能力欠如 野田政権初動遅れ 早くも大失態
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2011/9/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
台風12号 死者・不明100人超
◆急きょ被災地入りを決めたドジョウ首相
「国民のために汗をかく」は大ウソだった。紀伊半島に甚大な被害をもたらした台風12号。和歌山、奈良を中心に死者・行方不明者は100人を超し、台風では死者・行方不明で98人の犠牲者を出した04年の台風23号を上回る最悪の被害となった。菅前政権は東日本大震災の初動でつまずき、危機管理の能力不足を露呈したが、ドジョウ政権も同じだ。
◇
「迅速性に何か齟(そ)齬(ご)があったということはない」。5日の会見で藤村修官房長官は対応の遅れについて否定したが、後手に回ったのは明らかだ。
内閣府の発表によると、台風12号の被害に備え、情報対策室が設置されたのは2日午後5時。翌3日の午前9時には官邸情報連絡室が設けられた。この日、台風は四国に上陸し、そのまま北上。午後8時までに奈良や愛媛で計2人の死者が確認された。4日正午までに近畿地方で600ミリ、東海地方で500ミリの降水量が予想され、警戒感はピークに達する。本来ならこの時点で災害対策本部が立ち上がってもいいはずだが、なぜかドジョウは動かなかったのだ。
「官邸に情報連絡室が出来た3日の午前、野田首相は虎ノ門の1000円カットで散髪していました。テレビに映像を撮らせるためのサービスだったのでしょう。午後は党本部で藤村官房長官ら閣僚と午後7時ごろまで会談し、午後8時ごろに宿泊先の都内ホテルに戻りました」(政界関係者)
内閣府で台風被害の状況が公表されたのは午後8時過ぎだから、ちょうどその頃はホテルで休んでいたというわけだ。台風被害よりも“庶民派”のパフォーマンスと一連の人事で頭がいっぱいだったのだろう。結局、関係省庁の連絡会議が開かれたのは4日午前で、非常災害対策本部が設置されたのは午後8時ごろという遅さだった。
内閣府は「甚大な被害が出ているという情報を確知したのは4日昼過ぎで、数字(死者)などを得たのは夕方。対応が遅いという認識はありません」(担当者)と説明する。しかし、今回の台風は大きさも進路も異例だった。警戒するのは当然だろう。
「国民の生命と財産が危険にさらされ、待ったなしの状況だったのに、この政権は何をやっているのでしょうか。政権発足に閣僚たちがフワフワした気分になっていたとしか思えません」(ジャーナリストの荻原博子氏)
平野達男防災担当相はきのう(6日)、被害状況の視察に和歌山を訪れた。視察後、「大きな被害であることをあらためて認識した」なんて言っていたが、遅過ぎる。野田も急きょ、9日に和歌山、奈良、三重を訪問することにしたが、後手後手対応の批判が出たからではないか。この国の政府は国民の生命、財産を本当に守るつもりがあるのか。
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