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「次官会議」を継続 野田首相、政治主導を修正
2011/9/6 20:37 日経新聞
野田佳彦首相は6日、首相官邸で各府省の事務次官らに訓示し「政治家だけでこの世の中をよくすることはできない。各府省のみなさんの全力を挙げてのサポートが必要だ」と述べ、全面協力を要請した。2009年の政権交代後、官僚を排除する行き過ぎた政治主導の修正を加速させる考えを明確にしたものだ。
同席した藤村修官房長官は「様々な機会や場面で意思疎通を図りたい」と強調した。政権交代後に廃止され、震災対応の「連絡会議」として事実上復活した事務次官会議について、野田内閣も継続する考えも示した。
首相は訓示で「政治家は選挙を意識すると、どうしてもポピュリズムに陥り、つらいことは先送りしようという傾向があった」と指摘した。そのうえで「私どもの政権はやるべきことはやるという姿勢を貫徹したい。心を合わせ、力を合わせて日本のために働こう」と政官の連携を求めた。
鳩山由紀夫内閣では政治家である各省政務三役が政策決定の中心で、官僚が政務三役会議に同席できない役所もあった。菅直人内閣はこうした脱官僚路線を修正。震災を機に事務次官会議に似た「連絡会議」も設けた。ただ、原発問題で菅首相と経済産業省が激しく対立するなど政官関係はなおぎくしゃくしていた。
野田首相は5日の副大臣会議、政務官会合で「政治主導は必要だが、空回りしてはいけない」として、官僚機構との関係改善を呼びかけていた。
<<コメント>>
偶然かも知れませんし、気のせいかも知れませんが最近大手メディア全体で官僚制度や霞ヶ関の存在を擁護する論調をよく見る気がします。
「やっぱり安定していて優秀な官僚機構は日本には必要なんだ」的なニュアンスの。
個人的には行政が主導する領域と政治(民意)が主導する領域は本来きちんと分けられているはずなのに、政治の領域を行政が壟断しているし、それは在るべき姿ではないと思っておりますが。
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