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小沢事務所の「期ズレ」は極悪犯扱いなのに野田首相の在日献金は追及ナシか
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2011/9/6 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
いい加減にせいよ 大マスコミ
怪しい献金だらけの野田新首相が、今度は在日韓国人2人から計30万円あまりの個人献金を受けていたことが発覚した。時効を過ぎているとはいえ、明らかに政治資金規正法違反だ。しかし、大マスコミの追及は甘い。これが小沢元代表となると、単なる期ズレ問題でも「政治とカネ」とか言って天地がひっくり返るほど大騒ぎするクセに、この差はいったい何なのか。
週末の世論調査でも、大マスコミの小沢問題に対する異常な攻撃が浮き彫りになった。
「小沢元代表の党員資格停止処分を見直すべきだと思いますか」
「小沢氏は、民主党の中で引き続き強い影響力を持つと思いますか」
いまだに小沢問題をしつこく聞いているのである。それよりも現職の首相である野田の“黒い献金”について国民の声を聞くのが常識だろう。
「党内では『ドジョウというより、むしろダボハゼ』と言われているくらいで、カネがなかった野田さんは、何でもかんでも受け取ってしまうことで有名でした。今年3月には、脱税企業からの献金問題を野党から追及されましたが、外国人献金まであったとは……。これでは、臨時国会で野田さんの献金問題が再燃するのは避けられませんね」(民主党関係者)
◆いずれ菅も前原も野田も小沢と同じ検察審の道
外国人献金問題では、菅前首相や前原政調会長も窮地に追い込まれた。ともに市民団体からの告発を受け、地裁が動いている。罪が確定すれば公民権停止の対象だ。
「この違法献金疑惑では、たとえ地検が不起訴処分にしても、検察審査会に申し立てされる可能性が高い。つまりは小沢元代表と同じ道をたどるわけです。検察審によって強制起訴された小沢氏が党員資格停止なら、同じ問題を抱える前原氏だって代表選に出馬する資格はなかったはず。でも、党内からもマスコミからも“おかしい”という声は上がらなかった。代表選の最中も、マスコミは野田氏や前原氏の献金疑惑については、ほとんど報じませんでした。世論調査で野田氏の献金疑惑について聞かないのも、あまりに恣意的です」(ジャーナリスト・山田厚俊氏)
小沢事務所の期ズレ問題は、さも極悪犯罪みたいに騒ぎ立てておきながら、“身内”である野田の怪しい献金には目をつぶる。
大マスコミの政治報道は、中国や北朝鮮とどこが違うのか。
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