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(回答先: 元米高官証言「沖縄で枯れ葉剤散布」(沖縄タイムス) 投稿者 gataro 日時 2011 年 9 月 06 日 13:40:04)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-06_23069/
枯れ葉剤「看過できぬ」首長ら調査要求
2011年9月6日 10時15分
米軍北部訓練場で猛毒ダイオキシンを含む枯れ葉剤の散布を元米当局者が初めて証言したことで、地元の関係者や研究者などから日米両政府に環境調査を求める声が高まっている。
宮城馨国頭村長は「事実であれば看過できない」と述べ、県を通した情報確認や国にも具体的な対応を求める構え。「北部は沖縄の水がめでもある。使用から50年は経過しているが、どの程度残存しているのか。残存していれば大きな問題」と影響も心配した。
北谷町の野国昌春町長は米陸軍元高官の証言に「具体的だ」との印象。今月、米退役軍人が枯れ葉剤の入ったドラム缶が、町内に埋められたという証言が出たばかりだ。
政府は「沖縄へ持ち込んだことを示す資料は何ら確認できなかった」という米国防総省の回答を説明しているが、野国町長は「地域はものすごい不安を抱えている」と納得していない。
「この地域は非常に水脈が豊富で井戸水を花木にやっていることもあり、町民は不安視している。漁業組合も海域調査を求めている」と地元の状況を説明。水質調査の実施を含めて引き続き、県に協力を呼び掛ける意向を示した。
沖縄国際大講師で米国の環境法に詳しい砂川かおりさんは「米軍の指針では、一般に明らかになっていない環境汚染に対応する必要はないと解釈されるが、米政府は当時の関係者から積極的に聞き取りを行い、事実確認すべきだ」と指摘。広範囲な調査が必要との認識も示し、「地元住民や県民に調査結果だけでなく、調査方法やプロセスも公表する必要がある」と強調した。
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