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納税者番号とベーシックインカム。
ネットの世界では、かなりメジャーなのに
政治の世界では、なかなか具体化が進まない。
あきらめずに、粘り強く、訴え続けるしかないな。
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納税者番号より国民登録番号へ(志村建世のブログ)
http://pub.ne.jp/shimura/?entry_id=2701496
政府の税制調査会は、社会保障給付と納税とを一元管理する納税者番号制の導入に向けて、本格的に検討を始めると伝えられている。公正な課税と漏れのない社会保障のためには、これから必要不可欠な制度になるだろう。大事な第一歩だから、国民の好意的な理解を得られるように、ネーミングも大切なのではないだろうか。
「納税者番号」というと、国にがっちり把握されて、有無を言わせず税金を取られるというマイナスのイメージが先に立つ。べつに脱税の自由が欲しいわけではないが、財布の中身を常に監視されているような感じは、決して愉快ではない。
かといって社会保障番号では、現在の基礎年金番号と重複するようで無駄な気がする。だからこれは新しい「国民登録番号」と呼んだらどうだろうか。そして日本の国民として生まれたら、その瞬間から、生涯変らない国民の基本的権利の根拠としての個別番号が与えられることとする。折もよく子供手当の給付も始まるから、最初のメリットが手当金の受給になる。こういう基本的な位置づけができれば、国に管理される不安感よりも、国に守られる安心感の方が勝つのではないだろうか。
国民のすべてが個別の番号により公的に情報管理されることの効果は、はかり知れないほど大きい。資産移動の追跡が容易になるから、不正な所得隠しや脱税が難しくなって、公正な税制が実現することになる。それにより不利益を受ける者よりも、利益を享受する者の方が圧倒的に多いだろうことは言うまでもない。
将来を考えれば、国民登録にDNA鑑定が加わったら、究極の身分証明システムも構築できる。犯罪捜査に威力を発揮することは容易に想像できるが、ここでも少数の不利益者と多数の利益者が出るだろう。どこまで進めるべきかは将来の課題だが、基本的に私は「集合知」は信頼できるものだと考えている。信頼できないものなら、とっくに人類は滅びていると思うからだ。
国民登録は、国の中だけでは終らない。やがては世界規模での住民登録が具体的な問題になってくるだろう。地球に生まれた人間は、一人ひとりが固有の番号を持ち、人として尊重される。世界を横断するベーシックインカムが実施され、貧困に苦しむ者がいなくなる。日本の国民登録番号制度は、そこへ向かう最初のステップになる。
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