http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/907.html
Tweet |
世間の一般的な受け止め方とは違って私は野田政権は最悪の 政権になると思っている。私がそう思う理由は山ほどあるが、私の最大の関心である小沢問題と対米従属の二つの観点から述べてみたい。そしてその二つは密接に関連している。
まず小沢問題である。世間の一般的な受け止め方とは違って私は小沢的なるものが野田政権の下で終わらせられると危惧する。小沢一郎という政治家が終わる事が残念なのではない。小沢的なるものが終わることを残念に思うのだ。小沢的なるものとはなにか。それは政権交代で期待された、政官財癒着と対米従属からの自立を目指す政治の実現である。今度の野田政権の陣容を見ればその実現は絶望的だ。
だから財界が歓迎しメディアがどじょう内閣に甘いのだ。輿石氏の幹事長抜擢と小沢派閣僚の入閣により小沢派の影響力が確保されたとしきりに流される。とんでもない。輿石氏は小沢的なるものの体現者では決してない。小沢一郎の復権よりも民主党の政権維持を優先してきた政治家だ。組合の利益を最優先し、政策よりも国対政治に長けた古いタイプの政治家である。
また、入閣した小沢派政治家の顔ぶれと与えられた閣僚ポストを見ると決して小沢一郎の影響力が増したとは思えない。これを要するに野田政権の正体は小沢的なるものとはまったく正反対なのだ。しかも小沢的なるものの反対に位置する官僚主導の政治が復活する。 安住財務相や鉢呂経済産業相もそうだが、私がもっとも関心のある外交・安全保障分野については大臣の無能さが際立っている。
みずから安全保障に素人だと認め、これが本当の文民統制だ、と述べる一川保夫新防衛相。およそ外交に縁のなかった玄葉光一郎新外務大臣が真っ先に述べた言葉が「日米同盟は基軸」だ。これでは外務・防衛官僚の言うままだ。そのような野田政権が続いては、格差社会は加速しても、国民生活がよくなるはずはない。
何度政権交代があってもいい。何度首相が変わってもいい。野田政権は短命で終わって欲しい・・・
http://www.amakiblog.com/archives/2011/09/03/#002020
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK118掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。