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この4大臣が“どじょうの火薬庫”!大炎上で窒息死も
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110903/plt1109031515004-n1.htm
2011.09.03 夕刊フジ
“軽量級”を集めたと揶揄される野田内閣だが、抱える火だねはヘビー級だ。自民党など野党は“攻めどころ満載内閣”とほくそ笑んでいる。さっそく失言を犯したり、過去の言動に問題があったりと、追及の矢面に立たされそうな大臣が4人もいる。
新内閣の失言第1号は一川保夫防衛相(69)。2日、国会内で記者団に「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と述べた。
文民統制は国民から選ばれた政治家が軍隊を統制するという意味で、安全保障に無知な者が軍事組織のトップになることではない。米軍普天間飛行場移設問題や空母艦載機の陸上離着陸訓練移転など難題を抱える防衛省は素人大臣を迎える余裕はないはずだ。自民党の石破茂政調会長(54)は「その一言をもって大臣解任に値する。任命した総理の見識も問われる」と厳しく批判、国会で追及する考えを示した。
国家公安委員長、拉致問題担当相を兼務する山岡賢次消費者担当相(68)も格好の追及対象だ。過去にマルチ商法(連鎖販売取引)関連業界との関係が取り沙汰され、2008年には山岡氏ら民主党議員5人の政治団体が過去に講演料などで計約4000万円を受け取っていたことが明らかとなっている。みんなの党の渡辺喜美代表は「あきれた人事だ」と非難している。
国家公安委員長としても「選挙違反で陣営が告発されるなどしているのに大丈夫か?」と適性を疑う声も出始めている。
子ども手当ての推進役を務めてきた小宮山洋子厚生労働相(62)もターゲットの1人。子ども手当は3党合意で来年度から廃止および所得制限付きの児童手当復活が決まっている。マニフェストとの整合性を問われる中で、小宮山氏の調整力が問われる場面も多そうだ。
不遜な態度から付いたあだ名が「ちびっ子ギャング」の安住淳財務相(49)も内閣の弱点だ。「これからは政策の安住」とアピールするが、「裏では年長の実力者を『クソじじい』呼ばわりする口の悪さなど、とにかく人間が軽いイメージがつきまとう。国会で厳しい追及を受けたとき、生来の口の悪さがぽろりと出そうだ」(中堅議員)との声も。
どじょう内閣は早々に呼吸不全に陥るか。
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