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一定の国民負担は必要、けちらず思い切って=安住財務相 ロイター
http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/873.html
投稿者 gikou89 日時 2011 年 9 月 02 日 22:06:47: xbuVR8gI6Txyk
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000028-reu-bus_all

ロイター 9月2日(金)21時37分配信

[東京 2日 ロイター] 安住淳財務相は2日夜、初閣議終了後の記者会見で、2011年度の第3次補正予算では、財源として一定の国民負担が必要だとして、増税の必要性に言及した。

また、本格復興に向けた予算となる3次補正は、被災地に「希望を持ってもらえるもの」にすべきだとして、財源の裏打ちが必要としながらも「けちらず思い切ってという気持ち」を表明した。

 安住財務相は初閣議で、野田佳彦首相から、1)3次補正予算の編成と財源確保、2)空洞化対策を含む円高対応、3)社会保障・税一体改革などの税制改正、を進めるよう指示を受けたことを明らかにし、「財政再建など困難な課題に直面している状況を打開するため全力を尽くす」と抱負を述べた。補正予算や一体改革は「現在の国会の状況では、(政府が)与野党の協力を得ながら進めないといけない。丁寧な対応をしていきたい」との考えも示した。

 宮城県出身の財務相は会見で、両親も東日本大震災で被災したことに触れ、3次補正では「復興へ向けて歩みを前に進めようという自治体が増えてきた。それを後押しする大きな責任がある」と指摘。現在は「予算編成そのものが苦しく、社会保障改革も待ったなしの状況。様々な努力をして財源をねん出する」ものの「一定の負担をお願いすることは必要」として、増税の必要性を訴えた。「被災した人が元の暮らしに戻れるよう、何度でもお願いして理解を求めたい」と述べた。

 3次補正の規模については「財政的な裏打ちがあって初めて生まれてくる」と直接的な言及を避けたが、「あえて言えば、けちけちするな、思い切っていこう。1000年に一度の災害なので、そういう気持ちだ。被災地の人になるほどと思ってもらえる予算編成に取り組みたい」とした。

 現在の経済状況については「大震災の影響から持ち直しつつあるものの、一方で欧米景気の減速、日本では円高による景気の下振れリスクに留意が必要な状況」との認識を示した  

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コメント
 
01. 2011年9月02日 22:23:15: hR6iK1Qp6Q
■早すぎた欧米の「出口戦略」
■日本は政策の順番を間違えるな
――早稲田大学政治経済学術院教授 若田部昌澄(第31回石橋湛山賞受賞)
8月10日のFRB(米連邦準備理事会)は、金融緩和を継続する旨のコメントを発表した。
これよって、世界の金融市場はやや落ち着きを取り戻したように見えるが、
依然として、ユーロのソブリン危機、アメリカの景気後退懸念は払拭されておらず、市場は不安定な状態が続いている。
2008年のリーマンショック後、先進各国は大規模な財政出動、金融緩和をしたにもかかわらず、
再び景気後退に対する不安心理は高まっている。
世界経済の根底では何が起こっているのか。
『危機の経済政策』(日本評論社)で、経済危機と経済理論、経済政策の関連を見事に解き明かしている
早稲田大学政治経済学術院の若田部昌澄教授に、現在の混乱をどう読み解き、どのような政策を打つべきかを聞いた。◇
――先生はどうお考えですか。
若田部 私は危機が大きかったので、対応の効果が出るのに時間がかかっていると考えています。
それと大規模な政策を打ったことによって、世界大恐慌の再来は防いだが、
未然に防いだというところで立ち止まっているので、本当はもっとやれることがあったのではないかと思っています。…
構造的な問題よりも、マクロ的な不均衡つまり需要が不足しており、それへの対応が必要だというのが、
妥当な見方であると思っています。
http://diamond.jp/articles/-/13631?page=2

▼経済が拡大しなければ財政再建は実現しない
――財政については、先進各国とも債務残高が膨らんだ結果、
これ以上債務が増えると国債に対する信認が低下して、長期金利が上がる。
それによって長期的な成長が、かえって阻害されるという意見が強いですが……。

若田部 それが一般的な意見ですね。
しかし、ここで大事なのは債務残高そのものよりも債務残高と国内総生産(GDP)の比率。
財政支出を切り詰め増税をすれば、政府のGDP比債務残高が減るかといえば、そうはなりません。
今財政を縮小すると不況がやってくるが、それから景気はよくなるというのが財政再建派のロジックです。
しかし、不況で経済が縮小してしまうと、縮小がさらに景気の悪化を招きかねないため、
税収が減少していって財政再建はうまくいかない公算が大きい。…
日本が財政再建に失敗してきたのは、経済を拡大させるのに、財政政策だけを使ったからです。
開放経済のもとでは、財政政策だけを実施すると実質金利が高くなって円高になってしまうので、
財政政策の効果は一時的で限界がある。
したがって、金融政策も使って実質金利を下げて、経済を拡大してデフレを克服しないといけない。
最近、ロゴフが米国で何をすべきかについて、面白いことを言っています。
彼の提案は、実はインフレ政策です。
現在、FRBが目標としているインフレ率は2%前後だと思われるが、それでは低すぎるので、
平均4〜6%を目標にしたらどうかと言っている。
これくらいのインフレ率が続けば、実質的な政府の債務残高はずっと軽くなっていきます。
グレゴリー・マンキューも、ロゴフと似たようことを言っている。
彼はプライスレベルターゲット(物価水準目標)の導入を提案しています。
プライスレベルターゲットは、物価上昇率を目標とするインフレターゲットよりも、
例えばCPI(消費者物価指数)いくらというように、特定の物価水準を目標とするので、
物価上昇期待に対するインパクトは、インフレターゲットよりさらに強いものになる。
ハーバード大学の2人の著名な経済学者が、同じようなことを言い始めている。
経済に大きな打撃を与えずに、政府債務を減らすには、このような方法しかないかもしれません。
インフレ率4〜6%は高すぎるにしても、3%くらいという目標を掲げると、人々の心理はずいぶん変わってくると思いますね。
それと、インフレになると金利が急騰する、という人がいますが、金利負担の増加は一時的ですけれど、
税収が増える効果が着実に見込めるので、かりに金利が上がったとしても、
日本の場合は3年くらいで税収が金利負担を追い越すようになるでしょう。
http://diamond.jp/articles/-/13631?page=6

▼財政再建を成功させるためには財政再建を目標にしてはいけない
(早稲田大学政治経済学術院教授 若田部昌澄)
――では、日本はどのような政策を採るべきなのでしょうか。
今回の混乱は米国、ユーロに震源があり、日本は打つ手がほとんどないという声が強いですね。

日本の課題はまずデフレを克服し、経済を再建することです。
そのためには菅総理の後を引き継ぐ民主党の代表候補の人たちも、金融緩和をやるとはっきり言わないといけない。
これからFRBはQE3に踏み込むかどうかという難しい判断があるけれども、
経済を悪くしないという点では、金融緩和をやめることはない。
ECBも利下げからはじめ、金融緩和に踏み切らざるをえなくなるでしょう。
結果として、グローバル金融緩和競争に乗り遅れた国の通貨が高くなってしまう。
今の日本がそうです。
だから、日本は思い切った金融緩和をする御旗もあるし、それをやればよい。
円も円安の方向に向かうでしょう。
それがまた東日本大震災で疲弊した日本経済を救う。一石二鳥です。
逆にこのまま円高が続けば、日本経済をつぶしてしまう懸念があります。
なんとしてもこれ以上の円高は阻止しなくてはいけない。
そして円高を阻止するための「王道」は、為替介入ではなくて金融緩和です。
1997年の例で分かるように、過去、日本は財政再建に高いプライオリティをつけては、失敗してきました。
もういい加減に失敗を繰り返してはいけません。
財政再建をやるためには、財政再建を目標にしてはいけない。
税金を上げるよりも、経済の再建の方が先。
順番を間違えてはいけません。
http://diamond.jp/articles/-/13631?page=7

■早すぎた欧米の「出口戦略」
■日本は政策の順番を間違えるな
――早稲田大学政治経済学術院教授 若田部昌澄(第31回石橋湛山賞受賞)
(聞き手/ダイヤモンド・オンライン客員論説委員 原 英次郎)
――では、日本はどのような政策を採るべきなのでしょうか。
▼財政再建を成功させるためには財政再建を目標にしてはいけない
日本の課題はまずデフレを克服し、経済を再建することです。
そのためには菅総理の後を引き継ぐ民主党の代表候補の人たちも、
金融緩和をやるとはっきり言わないといけない。
これからFRBはQE3に踏み込むかどうかという難しい判断があるけれども、
経済を悪くしないという点では、金融緩和をやめることはない。
ECBも利下げからはじめ、金融緩和に踏み切らざるをえなくなるでしょう。
結果として、グローバル金融緩和競争に乗り遅れた国の通貨が高くなってしまう。
今の日本がそうです。
だから、日本は思い切った金融緩和をする御旗もあるし、それをやればよい。
円も円安の方向に向かうでしょう。
それがまた東日本大震災で疲弊した日本経済を救う。
一石二鳥です。
逆にこのまま円高が続けば、日本経済をつぶしてしまう懸念があります。
なんとしてもこれ以上の円高は阻止しなくてはいけない。
そして円高を阻止するための「王道」は、為替介入ではなくて金融緩和です。
1997年の例で分かるように、過去、日本は財政再建に高いプライオリティをつけては、失敗してきました。
もういい加減に失敗を繰り返してはいけません。
財政再建をやるためには、財政再建を目標にしてはいけない。
税金を上げるよりも、経済の再建の方が先。
順番を間違えてはいけません。
http://diamond.jp/articles/-/13631?page=7


02. 2011年9月02日 22:43:55: Fsy6ILAzwg

安住かよ?
こういう叩き頃のゴミを当ててくるとは、野田もなかなか味な真似をする。

コイツは瞬殺して増税を封じるべき。
野田も道連れになるのかどうか、試してみようぜ!



03. 2011年9月02日 23:04:07: MgQtwWKHkU
>>01
若田部先生の話は小難しいね。なぜインフレにしておかないと
経済が崩壊してしまうのか分からない人もいるだろう。
わりやすく、経済の拡大をパイで言い換えると、
まずパイの拡大には2通りある。
A:消費量の増加によるもの
B:価格の上昇によるもの

Aが無限に伸びる事はないが、Bなら無限に伸びる。
1本120円の缶ジュースを求める消費者が10人増えれば
需要増による缶ジュース市場のパイは1200円規模で増える
しかし永遠に10人ずつ増え続けることはない

ところが毎年缶ジュースの価格が倍増していけば、
缶ジュース市場のパイは毎年倍増する。
現実には毎年物価が倍になるなんてありえないが、
毎年1〜4%程度の伸びは余裕でありえる話。

だから理論上、世界の名目所得は永遠に伸び続ける。
これが何を意味するかというと、
インフレを否定したら資本主義は崩壊するシステムだってこと。
デフレを放置するなんて論外なんですな。


04. 2011年9月02日 23:49:06: u4XBhbcgCY
>>財源の裏打ちが必要

国債も立派な財源です。
税金は、強制的に民間から資金を出させるもの。
国債は、任意に民間から資金を出させるもの。

任意に出すことが無理なら、なおさら強制的に出させることはできません。


05. 2011年9月03日 02:48:38: GnyGD0W1KM
あっぽはあっぽ。なんにもないは。

06. 2011年9月03日 09:01:14: 3LluuxRM0w
日本をミツバチの国に喩えてみよう
ミツバチは女王蜂(政治家)兵隊蜂(奸凌)働き蜂(国民)
人間(アメリカ様)にすずめ蜂などの天敵に守ってもらいながら
指定されたお花畑(市場)で蜜をとってきて
集まった蜜を人間様に回収されるのが戦後60年の実態だ
これが冷戦崩壊後、中国やロシアもミツバチになった
つまり世界中にミツバチの巣箱ができてしまった
お花畑はふえてもそれ以上にミツバチが増えて
昔は一時間もお花畑をまわれば充分な蜜がと取れたのに
今は一日かけても皆が飢えない蜜を確保できない
兵隊蜂に飢えそうですといいても
いやいやもっと将来のために蜜は蓄え
増やし続けなければ、巣箱はなくなりますと脅す
でも集まった蜜は容赦なく人間様にもっていかれる
女王蜂が皆のためにスズメ蜂と戦うことあるけど
自分で取った蜜を自分たちのために使おうと考える
すると兵隊蜂は働き蜂に君臨して
安穏と自分達の食い扶持を減らさない為に
兵隊蜂は人間様に女王蜂は裏切ろうとしていますよ
と、チクルのだ
ちなみに兵隊蜂は奸凌 サラリーマン経営者、労働貴族、ゴミの
似たもの連合軍だ
だから、日本の本当の支配者であり既得権益者は兵隊蜂であり
国民は、兵隊蜂を統御し
国民の生活が第一の政治家を選ぶことが
働き蜂の自分たちの生活を守る為に肝要なのである
兵隊蜂も国民を騙せなくなれば自ずと変わらずをえないはずだ

07. 2011年9月03日 09:07:00: S9UguqL2mM
NHK時代から染みついた考え
「金は国民から徴収するもの」
単純なヤツだ。財務省官僚にいいなり以上のことは言えない。

08. 2011年9月03日 17:16:31: 3Sz5bSNGFo
gikou89 =sci=経済板の竹中平蔵信者=米新自由主義派が政治板にまで出調です。

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