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平岡法相に殺人犯かばった過去 「太田総理」での失言に非難殺到
2011年09月02日16時20分 BLOGOS編集部
http://news.livedoor.com/article/detail/5831627/
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07年6月、「太田総理」に出演した際の平岡法相(YouTubeより) 2日、野田内閣の法務大臣に就任した平岡秀夫氏の過去の発言をめぐり、ネット上で騒然としている。平岡氏は野党時代の07年6月に、日本テレビのバラエティ番組「太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中。」に出演。少年2人に身体障害を抱える息子をリンチ殺人された母親に向かって、「(殺人には)それなりの事情がある」「死の恐怖を味わわせてやりたいのかと加害少年を擁護。発言。後に自身のHPで謝罪した過去があったからだ。
法相就任で再び蒸し返されることになった平岡氏の「失言」。ネットの掲示板には「こんな事遺族に対して言ったの?最低だな」「遺族に面と向かって言った神経が救いようがない」などと批判するコメントが続出している。(BLOGOS編集部・安藤)
「死の恐怖を味あわせていいのか」
当時、民主党で「ネクスト法務大臣」という役職だった平岡氏。「政治家は弱い立場の人のために法律を見直していただきたい」という立場の母親に対して、次のように問いただした。
「加害者の人に死の恐怖を味あわせるという気持ちで、私は青木さんが本当に幸せっていうか、納得するとは思わない。
むしろ、悪いことをした子どもたちはそれなりの事情があって、そういうことになったんだろうとは思うんですけど……。事情と言うのは、彼らがどういう環境の中で育ってきたかとか、どういう風に、大人とか親とかとの関係であったとか、まあいろんなことが…それは置いておいて…、加害者であった子どもたちにどうなってもらいたいのか?
その子供たちが反省し、これからの人生を歩んでくれる……。そういうことはもういいから、“とにかく死の恐怖を味わせてやりたい”ということですか?」
この発言部分がYouTubeに転載され、ネット上で大きな反響を呼び、平岡氏の事務所に抗議が殺到したという。これを受けて07年7月2日、
「被害者のお母さんの気持ちに十分に思いを致すことなく、配慮を欠いた質問をしたことを申し訳なく思い、深くお詫び申し上げたいと思います」
と平岡氏はHP上で謝罪した。
平岡氏は民主党内でも左派の「リベラルの会」の代表世話役。同会は「憲法第9条の精神を世界に広め、活かしていきます」と護憲を掲げている。
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