http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/866.html
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この男が内閣からいなくなると思うと清々する
言わずもがなだが、管前総理が鳴り物入りで招いた“財務省の飼い犬”与謝野馨前経財相のことである
当初は小泉竹中路線のブレーンとして補佐官となり、後に何故か窃盗の容疑で書類送検もされた経済学者高橋洋一氏が次のように語る
『ネットでもコケにされた与謝野氏、これだけの経済迷言』(ZAKZAK:2011.08.30)
<<連載:2011「日本」の解き方
粘りに粘った菅政権も終わりだ。菅政権の名物閣僚といえば、与謝野馨経済財政相だ。増税路線でこれまで自公政権でも経済財政担当相、財務相など有力閣僚を歴任し、菅政権でも経済財政担当相で、税と社会保障の一体改革などに取り組んできた。
ただ、与謝野氏の経済に関する「迷言」は数知れない。与謝野氏が経済に対する見通しを示すと、現実には逆方向に進むので、ネットの世界では「逆神」(常に逆方向を見通すので、逆向きに神のように正しいという意味)と呼ばれている。
例えば2006年3月、日銀が量的緩和を解除する際、当時の竹中平蔵総務相や中川秀直自民党政調会長は、物価上昇率が事実上マイナスになっていることから解除の時期尚早を主張した。
ところが、与謝野経済財政担当相はデフレを問題視せずに一刻も早い金融正常化を主張して量的緩和解除に賛成し、それを受けて日銀は実際に金融引き締めを行った。
その結果、その半年後には景気は下向きに転じ、下降局面に入った。与謝野氏は景気判断の致命的なミスをしたのだ。
悪いことにその2年後にリーマンショックがあり、景気が悪い上にさらに外的ショックを受け景気はさらに悪くなった。そのとき、与謝野氏はリーマン・ショックの影響も軽視した。08年9月17日午前、島根県出雲市での自民党総裁選街頭演説会で、米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻をめぐり「日本経済にもハチが刺した程度の影響」といった。もちろん、リーマンショックは50年、100年に一度の大ショックであり、与謝野氏の言うような軽いものでなかった。
また、経済見通しではないが、07年11月、霞が関埋蔵金について、与謝野氏は「伝説の類」と、その存在を否定したが、その年末、あっさり出てきた。与謝野氏はその後もないと言い続けていたが、毎年年末には出てきた。ここでも、「逆神」という通称どおりだった。
これほど間違えるのは財務省、日銀のいいなりだからだ。量的緩和解除では金融引き締めしたい日銀、リーマン・ショックでは財政支出を避けたい財務省、埋蔵金では天下り官僚の米びつを奪われたくない財務省、それぞれの思惑をそのまま発言するから無理があるのだ。
与謝野氏は「インフレは悪魔」や「よいデフレ」とも発言したが、金融引き締めしたい日銀とデフレ脱却すると税収が増えるので増税の名目がなくなる財務省の双方の意向を代弁しているのだ。
与謝野氏は23日、「経済成長で財政が健全化するというのは霊感商法のようなもの」と、また新たな迷言を吐いてくれた。しかし、名目GDP成長率とプライマリー収支との間には強い相関関係がある。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110830/plt1108300957001-n1.htm
他にも、「原発事故は神の仕業」などというとんでもない迷い言を残した与謝野氏
もはや既に何処にも帰る家もない
代議士生活も次の総選挙までだろうから、せいぜい囲碁でも盆栽でもして隠居暮らしを終日(ひねもす)愉しむが良い
稀代のペテン師与謝野馨氏には、祖母君の短歌を贈ろう
水に飢ゑて森をさまよふ小羊のそのまなざしに似たらずや君
人ふたり無才ぶさいの二字を歌に笑みぬ戀二萬年ながき短き
(与謝野晶子『みだれ髪』より)
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