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はぁ?財務相に安住さん?市場に失望売り
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110902/plt1109021601006-n1.htm
2011.09.02 夕刊フジ
市場関係者やエコノミストらが野田内閣の人事で最も注目していた財務相には、予想外の安住淳前国対委員長(49)が就任した。経済閣僚どころか大臣経験すらない安住氏の名前が出た途端、株式市場は失望売りに見舞われた。安住氏起用は新内閣の「増税一直線」を象徴する人事と指摘する声もある。
「参った。ニュース速報で『財務相に安住氏』と流れた瞬間に株は下げ幅を広げた」
相場をウオッチしていた株式市場関係者はこうぼやいた。組閣情報が本格的に流れ始めた2日午前10時半過ぎから、日経平均株価は下げ幅を広げ、午後には一時、146円安をつけた。
「財務相という重要ポストとしてはあまりに軽く、経済政策の手腕にも強い不安がある。早晩、財務省に丸め込まれて増税に走るのでは」(同)という懸念が市場に広がったためだ。
安住氏の財務相起用について「早期に増税をするという意味では“最善手”」と皮肉まじりに解説するのは元財務官僚で嘉悦大教授の高橋洋一氏だ。野田佳彦首相は、東日本大震災の復興財源を増税で賄う意向だが、代表選でも明らかになったように、民主党内には復興増税に反対する声が強い。
高橋氏によると、こうした状況で増税を実現するには「増税に前向きな自民党を使うのが一番簡単なやり方だ」という。
「民主党内では反対派の意見をある程度聞いておいて、国会に法案が出た時点で自民党に増税色を強める修正案を出させれば、事実上の密室協議で増税案が通ってしまうのです」
つまり、今回の財務相人事は“増税大連合”の布石であり、安住氏が選ばれたのは「国対委員長の経験で自民とのパイプがあること」の一点。「政策については期待されていないだろう」と高橋氏は指摘する。
楽天証券経済研究所の山崎元(はじめ)客員研究員は「安住氏はキャンペーンの先頭に立つのが得意な人なので、討論会用の財務大臣といえるのではないか。経済財政担当相に元大蔵官僚の古川元久氏が起用されたことからも増税シフトは鮮明で、株式市場にとってはポジティブではないだろう」とみる。
前出の株式市場関係者は安住氏以外の人事についても批判的で、「厚労相に、たばこ増税に前向きな小宮山洋子氏、経産相には北海道出身の旧社会党という経歴からみてTPP(環太平洋経済連携協定)参加に前向きとは思えない鉢呂吉雄氏を起用しているのも株価にとってはマイナス」と語る。果たしてこの内閣で日本経済は大丈夫か?
◇
別名“松下政経内閣”出身者ズラ〜リ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110902/plt1109021556004-n1.htm
2011.09.02 夕刊フジ
野田佳彦首相(54)が断行した閣僚・党役員人事では、自身を含め、随所に松下政経塾出身者が配置されていた。「真に国家と国民を愛せ」というパナソニック創業者、松下幸之助氏の教えで、危機にある日本を立て直せるのか。
2日発足の野田内閣には、政経塾OBで初めて天下を獲った野田首相=1期=を筆頭に、玄葉光一郎外相(47)=8期=、長浜博行官房副長官(52)=2期=、河井淳一政務秘書官=2期=ら出身者がズラリ。
党執行部にも、前原誠司政調会長(49)=8期=と、樽床伸二幹事長代行(52)=3期=が控えている。
まさに、「松下政経塾政権」といえる陣容だ。
野田氏と同期だった静岡県浜松市の鈴木康友市長(54)は「挙国一致でこの国難に立ち向かい、希望の持てる国づくりに邁進してほしい」とエールを送る。
別の政経塾OBは夕刊フジの取材に「創立30年以上たち、能力や当選回数など人材がそろってきたのだろう。松下先生はよく、『いずれ政経塾で天下を獲れ』といわれていた。よくぞ、ここまで来たと感慨深い。最近の塾出身者は口がうまく、軽薄な人も多いが、野田氏はまったく違うタイプ。テレビで『私は寝技は嫌いだ』と言っていたが、今回の人事を見ると、なかなか老かいだ」と期待している。
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