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野田新内閣の閣僚を見ると松下政経塾出身の若い政治家が何人か主要閣僚として入閣している。そのことに漠然とした不安を抱かざるを得ない。松下政経塾が塾生に何を教えているのか詳らかに知らないが、松下幸之助氏の起こした塾であるならば松下イズムを色濃く反映していると見なければならないだろう。
基本的には経済政策は市場原理主義で行われ、パナソニックが米国を主要輸出先としていたことから米国重視の外交を展開するものと思われる。TPP加入に前のめりになるだろうし、農業政策は個別補償を廃して自由市場原理的なものに変貌するだろう。もちろん増税にも前のめりになるだろうし、各種保険制度改革は2009マニフェストの一元化に向けた抜本的なものから大きく後退するだろう。
行政改革も蓮舫氏を据えたことから財務省の打ち上げる鬱憤晴らしの花火程度でお茶を濁して終わるだろう。蓮舫氏では行政制度そのものの改革は望むべくもなく、バカなグラビア撮影を閣僚執務室でやらないことを願うだけだ。同じような危惧を厚労大臣の小宮山氏にも抱かざるを得ない。小沢氏憎しで「党務費30億円が使途不明だ」と小沢幹事長の明け渡した幹事長室へ入り込んで散々帳簿をひっくり返して大マスコミにリークした前科を持つ。しかし小沢氏にそうした使途不明金の事実はなかったため「小沢氏の非を暴く」とした監査は不発に終わった。
野田氏の新閣僚は留任も含めて本当に適材適所なのか。安住氏の財務大臣は財務官僚を御して景気の踊り場で足踏みしている日本経済を増税で窒息させかねない目論見を看破できるだろうか、玄葉氏は外務大臣として大使の多くがサボタージュして私財蓄積に精出しているのをきっちりと監視できるのだろうか。新閣僚の顔ぶれを見て危惧を抱くのは私だけだろうか。
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