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ヘビににらまれたカエルのように
菅直人前総理が言われていた脱原発依存が忘れ去られようとしている。日本全体がまるでヘビににらまれたカエルのように思考停止に陥っているかのようだ。
311の地震によって原発の安全神話は壊れた。しかし、未だに原子炉が地震の揺れによって壊れたと言う事実はほぼ隠されたままで、津波で事故が起こったのだと言う隠ぺいがされてしまっている。
すでに150年間以上起こっていない東海地震、これも、南海、東南海地震との連動だから当分は起こらないだろうと言う予測がまかり通っているが、必ずそうなると言う保証はない。こちらも一種の神話なのだ。
そもそも、地震列島である日本は311の地震によって本格的な地震頻発期に入った。いつどこでマグニチュード7を超えた地震が全国各地にある原発を直撃するか、まったく予測がつかない事態だ。そして、浜岡原発は運転を止めただけで、使用済み核燃料などの核燃料はまだ多量に保管されたままだ。冷却ができなくなればすぐにでも大規模な放射能漏れ事故に結びつく。
本来なら、日本各地で脱原発デモが頻発し、市議会でも県議会でも、原発停止と使用済み核燃料のプレート境界型地震が起きない地域への移送が議論されなければいけないのに、ほぼ全くそういった動きはない。
蛇ににらまれたカエルのように体をただただ固くして動きを止めるだけでは、次なる原発震災を避けることが出来ない。
東海地震がいつ起こるか、それは分からない。しかし、近い将来起こることは確実だ。まだ起こらないだろうと、その対策を怠ることで招いてしまう損害は取り返しがつかないほど大きく深刻なものになるはずだ。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<679>>
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