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岡田克也、やはり入閣拒否か?!
「野田氏は、財務相に党代表や外相の経験がある岡田前幹事長の起用を固めたものの、本人の意向などもあり、一転見送りの方向で調整されている」というニュースがFNNから流れている。昨夜から今朝早くにかけ毎日、読売、朝日などの主要メディアで財務相内定と報じられたにもかかわらず、未だにはっきりしない。
背景には結構複雑な要素があるのだろう。岡田克也が野田政権入りを渋る理由で最も大きいのは原発震災が近い将来起こる可能性が高いことであるはずだ。もうすでに5年か6年前になるがインターネット上で大地震が近いと話題になった時、岡田克也は前原誠司を連れて地球の裏側へわざわざ避難をしていた。5月8日、南相馬市を訪れた時も、フル装備のガスマスクで顔面を含めて全身を覆い、ゴム手袋をはめたままで普段着の現地の人と握手をした。その映像が、 http://www.sankeibiz.jp/images/news/110508/mca1105082258008-p1.jpg にある。
結局、岡田克也は人の痛みなどどうでもいいのだ。大間原発の工事継続を言ったのも岡田克也だ。菅直人首相が脱原発依存を言い出した時、そのサポートを一切しなかったのも幹事長であった岡田克也であった。
民主党が野党であった時、菅直人民主党代表が、現実には責任のない自らの年金未納問題で辞任に追い込まれた時、民主党幹事長であったのもやはり岡田克也であった。本来なら、この時、民主党議員の先頭を切って「菅代表には未納問題の責任はありません」と声を上げるべきであったのに、彼はそういった動きを一切しなかった。
この機会に、今、財務相につかないのならば、次の閣僚就任はないよと、または、民主党代表選挙への出馬はなくていいねと、岡田克也の言質を取っておくべきだ。もっとも、野田新首相も当初からそういうつもりで岡田克也に就任要請をしていたのかもしれない。
ともかく、野田内閣は原発廃止に向けて、早急に動くべきだ。最初にやるべきは浜岡原発にある使用済み核燃料をプレート境界型の地震が起こらない場所へ移すことだ。一刻も早くこれを実現するべきだ。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<678>>
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