http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/811.html
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「党内融和」を最優先に掲げた民主党役員人事が決まった31日。党内はかけ声とは裏腹に、野田新内閣でのポスト獲得に向け、むき出しの思惑が交錯した。
党内最大の小沢一郎元代表グループ(約120人)では“異変”が起きている。ポスト獲得に向けた動きが鈍っているのだ。
単に代表選で敗北したからだけではない。最大の要因は、元代表に近い輿石東参院議員会長が幹事長に就いたことだ。
「ポストで無理を言うと、結局、輿石さんに迷惑がかかる。動きにくい」。元代表グループのメンバーはこう打ち明けた。
別の中核議員は「『輿石幹事長』は、いやらしい人事だ。党運営に文句が言いにくい」と複雑な表情だ。
渦中の野田新首相は31日、午後2時半過ぎから4時間近く、東京・赤坂の議員宿舎にこもって人事構想を練った。この間、菅グループの荒井氏が議員宿舎に立ち寄ったことから、党内は「荒井さんが抜け駆けしているのでは」と一斉にざわついた。
荒井氏本人は野田氏と会ったことを否定しているが、党内は些細(ささい)な動きでも疑心暗鬼に揺れ動いている。
(2011年9月1日10時40分 読売新聞)
(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110901-OYT1T00308.htm?from=main1)
[コメント]
> 「ポストで無理を言うと、結局、輿石さんに迷惑がかかる。動きにくい」。元代表グループのメンバーはこう打ち明けた。
> 別の中核議員は「『輿石幹事長』は、いやらしい人事だ。党運営に文句が言いにくい」と複雑な表情だ。
野田の作戦勝ちですね。
輿石幹事長の採用によって、小沢派の動きを封じ込めたわけです。
輿石は自分の考えよりも、組織の出した結論を重んじる人物です。
日教組でもそうだったし、小沢処分をめぐってもちゃぶ台をひっくり返しても処分に反対することはなかった。
組織の出した結論に従ったわけです。
現に輿石は小沢のしょぶんについて、すぐにどうこうではなく、時期を見て検討すればいいとトーンを下げています。
輿石幹事長は小沢派の封じ込めとしてとしても、非常に有効となりました。
鳩山派や小沢派からの離脱の動きも加速しています。
(http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/801.html)
野田の巧妙な作戦によって、小沢派、鳩山派の瓦解はさらに進むでしょう。
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