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2011年8月30日 (火)
一郎・ポッポ連合が海江田万事休す支持を表明したときには、「愚かな選択」と書いたけど、野田醤油が勝った昨日の代表戦は、「大連立・増税」路線」を支持した民主党の「愚か過ぎる」選択の結果ということ。
そして、哀しいことに、その裏側には、政策云々なんてことはどうでもよくて、「反小沢」ムードが色濃く漂ってもいるんだよね。つまり、政局大好きの政治記者たちが「小沢憎し」のまま思考停止しているのと同じく、民主党の議員たちも最後の最後に小沢の影に怯えちまったってことなんだね。
こうなったら、民主党は割れるべきでしょう。代表戦のたびに「反小沢」VS「親小沢」の構図が浮き彫りになり、「中間派」はその間で右往左往する。なんとも見苦しい政党になったものだ。そもそも綱領すらない政党なんだから、ひとつにまとまる「意志」なんてないんじゃないのか。政権交代がすべてだったんだね。そっか、政権交代が「綱領」だったってわけか。これじゃ、国を動かす発想なんて生まれるわけがない。
それはともかく、民主党代表戦に絡んでのマスメディアのやりたい放題、言いたい放題の報道姿勢ってのにもウンザリの一日だった。テレ朝なんか、昼のワイドショーにアンパンマン・石破を出演させ、代表戦の5人の候補の誰が一番適当かなんてことを○×でご意見拝聴していた。海江田万事休すをを指して、「これは×」なんてやってんだから、失礼にもほどがある。見識ってモノがなくなっちゃったんだね、政治家にもマスメディアにも。でも、これって、おかしな話だよね。つまり、野党の議員であるアンパンマンに、誰が代表になったら協力しますか、って聞いているようなもんで、誰に投票するか悩んでいる中間派なんかには強力なメッセージになっていたはずだ。アンパンマンは、その後はTBSにも顔を出して、同じようことをシャーシャーとのたまっていた。
さらに、ひどかったのはNHK。
2回目の決選投票の前に、「馬渕候補は決選投票になったら海江田候補以外に投票するよう支持者に言った」と報道したのだが、これはリアルタイムでくろねこは聞いていた。さすが日和見馬渕君だ、勝ち馬に乗ったね、と情けない思いがしたのだった。で、打ち合わせで外出して夜遅くに帰宅して知り合いのブログやツイッターをのぞいていたら、なんとそれが誤報で、実際は「増税に反対していた立場から海江田に投票する」というのが正しかったと訂正されたということを知ったのだった。
ははは、これはどう考えたって、誤報というよりは、恣意的に流したね。アンパンマンのメッセージと同じようもんで、公職選挙法にひっかからないからってんで情報操作をしたんだと思う。百歩譲って、そう思われても仕方がないほどこずるいことをやっていたことは間違いない。
ま、何言ったところで、民主党の議員による「愚か過ぎる」選択が下ってしまったわけで、今日にも野田醤油総理大臣が誕生する。2年前の8月30日が政権交代実現の記念日だとすれば、今年の8月30日は政権交代が終わった日になるのかもしれない・・・嗚呼!
最後に、「大連立・増税」、そして「原発容認」するなら、その前に解散総選挙すべきでしょう。「総選挙の洗礼を受けていない首相にこんな重要なことを決める資格はない」(東京新聞「筆洗」)のだ。
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