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29日の民主党代表選が過ぎて、早々と野田党執行部の布石が伝えられる。
何でも輿石とか岡田の話が上がっているようだ。
小沢氏系からは「党内融和」の人事を望む声が出ていると聞く。
冗談じゃないぜ、小沢さん。
同じことを2年前から見てきている。
民主党は小沢と反小沢のバランスをとることが一番大事で、それさえなれば、後は官僚さんと仲良くすることが政権運営と心得ている。
これでまた一件落着となり1年後の代表選間では波風は立たない。
では小沢一郎に問いたい。
1年後と今回と、前回と何が違うというのか。
1年後には何を見せてくれるのか。
今までと同じことの繰り返しであろう。
2年、否、5年も前から小沢の周囲は同じではないか。
小沢の後を担う若手は誰一人いなく、小沢を支えて政権を担える誰もいない。
結局は、小沢は民主党を切ることが出来ない。
小沢に政治的影響力があるというのは選挙手段を中心とした駆引きの妙であり、選挙のことを考えて小沢にくっついているだけの人間を利用して政治的位置を保っているだけ。
政策で理念で仲間が集まっている訳ではないのである。
その小沢にとって、内容が何であれ、自分の立ち位置が確保できれば満足なのであろう。
小沢は首相になることが、自身の政治生命を短くすることを悟っている。
自分の理念、政策を実行することが難しいのを悟っている。
それゆえ、無視して首相になどなる気はない、熱意がない。
そういう小沢を何時まで待っても、現状と代わり映えがしないことは請け合いである。
それでも、未だに小沢を信奉する多くの人間がいる。
おそらくは政治屋共の中には殆どいなくて、何も知らない大衆が期待を持ち続けているのであろう。
「国民の生活第一」と言う言葉が示すないように、具体的なものが何もないことを多くの人は認識すべきである。
多くの人の勘違いは、官僚政治から政治主導の政治に戻すことを「国民の生活第一」と勘違いしているのである。
その程度で「国民の生活第一」の政治というなら、何と安っぽいものであろうか。
民主党が2年間かけて自慢している行政改革の国民の利益は、たったの1.5兆円。
それも税金泥棒の官僚から取り戻したに過ぎないものをありがたがっているとは笑止なことである。
政治が「国民の生活第一」と言うならば、そんなものではなかろう。
「国民の生活第一」と叫んでいれば、国民が豊かになるなら皆で毎日唱えることだ。
それは政治の世界のことではない。
政治であるならば、国民の生活の手段の改善の方法を政策で示し、それに突き進むことが政治ではなかったのか。
基礎年金の構想も、子供手当ても、農家個別保証も「国民の生活第一」施策がなって初めて実現するものであろう。
選挙の為に結果のみ先行させて、結局は財源で立ち往生している。
これもね、幾ら待っても解決できないのだ。
何となれば、先に言ったように「国民の生活第一」を実行する方策、政策、理念が全く欠如しているのだ。
まあ、小泉の「改革を止めるな」と同じ様に言葉だけを持ち遊んで選挙に勝ったのである。
だから、小沢は何年待っても、今の状況から抜け出る能力はないのである。
1年後にも、自分の周りに人材は育たず、どうして1年後に勝負が出来る。
そんな、小沢に何を期待する。
小沢信奉者は、小沢を信奉することによって自身を政治人間足らんとしてマスターベーションしているだけのこと。
いい加減で現実を自分の目で確かめて、自分の頭で判断されるべき。
何年待っても小沢は、これまでのことを繰り返すのみ。
他に、小沢に何が出来るというのか。
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