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小沢氏、「アレルギー」払拭できず3連敗 民主代表選
http://www.asahi.com/politics/update/0830/TKY201108290657.html
2011年8月30日1時1分 朝日新聞
小沢一郎氏は民主党代表選が終わった直後、都内のホテルで開いた自らの議員グループ会合に顔を出した。鳩山由紀夫前首相や海江田氏らを送り出した後、約80人の議員を前にこう語った。
「177票は立派な数字だ。でも負けは負けだ」
閣僚経験のない樽床伸二・元国会対策委員長を担いで敗れた昨年6月。自ら出馬して敗れた昨年9月。菅直人氏に敗れた過去2回の反省を踏まえ、今回は「勝てる候補」と「グループの結束」という二兎(にと)を追う候補者を探し、最終的に擁立したのが海江田氏だった。
1回目の投票で1位を得ながらも、決選投票で敗れたのは、党内に広がる「小沢アレルギー」の結果である。党内最大の勢力を握っていても、小沢氏が推した候補者は代表選を制することができないという構図がはっきりした。
◇
小沢G、猛烈な多数派工作…ポスト約束に反発も
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110830-OYT1T00020.htm?from=main1
2011年8月30日00時06分 読売新聞
小沢グループの多数派工作も猛烈だった。
「決選投票では海江田氏をお願いしたい。海江田氏に入れてくれれば、あなたの政務三役入りは約束する」
元代表の側近は、参院の中堅議員にポストを提示して支持を求めた。
29日朝には、決選投票には残れないと悟った馬淵澄夫前国土交通相が陣営の選対会合で「決選投票では海江田氏を支持する」と表明した。馬淵氏は代表選後、その理由を海江田氏が増税路線を取らず、政策的に近いからだと語ったが、党内では「馬淵氏は、決選投票での『海江田氏支持』を条件に小沢グループから推薦人を借りていたのではないか」との臆測も流れた。
小沢グループの多数派工作には、「ポストを約束してくれるのは小沢グループだけだ」と歓迎する者もいれば、「古い自民党総裁選を見ているようだ」と反発を強める議員もいた。
そもそも、小沢グループは代表選で「誤算」続きだったとの指摘もある。
元代表は当初、海江田氏の支持に慎重だった。25日には小沢グループの山田正彦前農相を仲介役に立て、鹿野氏側に「小沢グループ・鹿野陣営連合」を打診したが、鹿野氏に拒否されると、「奇策」とも言える西岡参院議長擁立も検討した。小沢元代表は「自らを巡る党内対立が浮かび上がると、厳しい戦いになる」と予想していたからだとされる。
海江田氏は代表選で、経産相として推進した環太平洋経済連携協定(TPP)の締結に慎重姿勢に転じたが、TPP反対派の多い小沢グループの指示に基づいたものだった。党内では「海江田氏は完全な『小沢傀儡』だ」との見方が強まり、幅広い支持の形成を阻害した面は否めない。
海江田氏は28日には自民、公明両党との3党合意の見直しにまで踏み込み、党内の不安感を助長させた。そこまでの発言を海江田氏に求めていなかったとされる小沢グループでは「あれは勇み足だった」と悔やむ。
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