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海江田陣営、作戦変更「1回目で過半数取る」
(2011年8月29日08時16分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110829-OYT1T00103.htm?from=top
29日投開票の民主党代表選は、1、2位による決選投票にもつれる公算が大きくなっている。
1回目の投票では、海江田万里経済産業相が1位となる見通しだが、過半数を取れるかどうかは微妙な情勢だ。
「昨日までは『決選投票では頼む』という活動をしていたが、1回目の投票で過半数を取りにいく戦術に切り替えた」
海江田陣営幹部は28日、作戦を変更したことを明かした。1回目の投票で当選を決めれば、支援の中核となった小沢一郎元代表や鳩山前首相の思い通りに人事を行い、菅政権からの政策転換も主導できるためだ。
鹿野陣営幹部は「小沢グループがすさまじい『引きはがし』を始めた。議員が何人か、全く顔を出さなくなった。ポストで釣っているのか何か分からないが、うちを狙い撃ちにしている」と強く反発した。
投票日前日での作戦変更の背景には、2位に鹿野氏が食い込む可能性が出てきたことがあるようだ。元代表の周辺は「党内で反発が強い前原氏が2位なら、決選投票になっても、野田、鹿野陣営の一部を取り込める。だが、鹿野氏が2位だと、前原、野田陣営が『反海江田』で結束し、票の大半が鹿野氏に流れてしまう」との読みだ。
小沢元代表は27日夜、都内で側近議員らと情勢を分析し、1回目の投票で決着させる方針を確認した。その席では「2位に鹿野氏が入れば厳しい。そうならないよう、他の候補に票を回してもいいのではないか」との声も出たという。
そのうえで、元代表らは決選投票を念頭に、他のグループの支持を取りつけることで確実に勝利しようと、布石も打っている。
ターゲットは、元代表に譲歩しない姿勢を示している前原氏を除く陣営だ。かつての自民党の派閥全盛時代と違い、派閥を仲介した人事面での裏取引は難しいが、野田氏や馬淵氏の陣営に入っている小沢グループの議員らを窓口に、秋波を送っている。
ある若手衆院議員は、前原氏出馬の経緯から、野田陣営にも「反前原」感情があると見て、「決選投票では海江田氏に乗ってくれ」と親しい議員に働きかけた。
小沢元代表は幹事長ポストに自らに近い議員を据えたい意向だとされる。幹事長は、党の資金配分や選挙の公認権など、「所属議員の死活にかかわる分野」(若手)を差配し、絶大な権限を握る。元代表は代表時代の2006〜09年、「組織対策費」と称して約28億円を党から一部の議員に配った。「選挙での戦略的な資金配分」が目的とされたが、使途の不透明さを問題視する声もあがった。(政治部 小林弘平、東武雄)
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