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民主党が終わる日
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110828/1314492748
2011-08-28 kojitakenの日記
民主党代表選:告示 海江田氏が先行 決選投票濃厚、前原氏ら2位争い - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110828ddm001010205000c.html
菅直人首相の後継を決める民主党代表選(29日投開票)が27日告示され、毎日新聞は投票権を持つ党所属国会議員の動向を探った。小沢一郎元代表の支持を受けた海江田万里経済産業相(62)が先行。前原誠司前外相(49)、野田佳彦財務相(54)、鹿野道彦農相(69)の3氏が2位を争い、馬淵澄夫前国土交通相(51)が追う。ただ、過去最多の5候補乱立に伴い、どの候補も1回目の投票で当選に必要な過半数を獲得するのは難しい情勢だ。決選投票に進める2位以内に海江田氏とだれが残るかが焦点となる。
有権者は党所属の国会議員398人(衆院292人、参院106人)で、過半数は200票。党員資格停止処分を受けた小沢元代表ら9人は投票権がない。
毎日新聞の調査では、海江田氏が党内最大勢力の小沢グループを基盤に約115票を確保、決選投票に進む足場をほぼ固めた。前原氏が約55票、野田氏が約45票、鹿野氏が約40票で追い、馬淵氏は約20票と伸び悩んでいる。3割以上の議員が態度を明確にしておらず、情勢はなお流動的だ。
小沢元代表と鳩山由紀夫前首相が26日に海江田氏支持を決め、小沢、鳩山両グループの大半が海江田陣営に参加した。半面、海江田氏の「小沢色」が鮮明になったことで、中間派と主流派の支持は広がっていない。
一方、主流派は前原、野田両陣営に分かれ、決選投票での協力を念頭に2位争いを展開している。ただ、外国人献金問題を抱える前原氏は、期待したほど若手の支持が伸びていない。「野田さんと票が割れ、両方とも決選投票に残れないかもしれない」(陣営)との危機感も広がる。野田氏は岡田克也幹事長や玄葉光一郎政調会長の支援を受け、中間派への浸透を図る。
馬淵氏はどこのグループにも属さない立場を強調し、支持を訴えている。【田中成之、西田進一郎】
毎日新聞 2011年8月28日 2時30分(最終更新 8月28日 3時24分)
あの「原発の守護神」海江田万里が民主党代表選で第1回の投票では1位になるのが確実な情勢だという。民主党とはどこまでも「原発推進政党」なのだなあと呆れ返るばかりだ。もちろん他の4候補もいずれも「脱・脱原発」派の候補であり、その中ではまだしも原発に消極的な(それでも寺島実郎ばりの「ベストミックス」論者の)馬淵澄夫は2位争いの圏外らしい。
これが民主党という政党だ。
この代表選で、小沢一郎は「不戦敗」の作戦をとって、野田佳彦に1年間やらせて野田が散々に評判を落とし、その間気楽な「党内野党」の立場にいたあと、来年の代表選で小沢一郎自身またはその傀儡を代表の座につけ、最後には民主党を解党していつものように政治資金を持ち逃げするのが小沢一郎の青写真だと私は思っていた。
ところが、前原誠司の立候補で情勢は変わった。プライドだけは高い前原の場合、「つなぎ」の座に甘んじるはずもなく、解散総選挙を仕掛けてくる可能性が高いからだ。前原グループに公認権を押さえられ、政治資金を自由に使わせるのは、小沢一郎にとっては何よりも許せないことだ。
そこで小沢一郎は作戦を変え、小鳩派の候補を一本化した。そんなところではないか。第1回の投票で前原が2位になれば仕方なく海江田万里を新代表にする。野田が2位になれば、決選投票で八百長をやって野田を新代表にするかもしれない。現段階では私の予想をこう改めた。昨日の『きまぐれな日々』には「『前原誠司新首相』が確定的」というタイトルをつけたが、この見通しは誤りだった。次期民主党代表は海江田万里か野田佳彦のいずれかだろう。これは小沢一郎のもくろみ通りだといえる。さすがは「剛腕」だと脱帽せざるを得ない(もちろん皮肉ですよ)。
要するに、小沢一郎にとっては「民主党を解党する時に金庫を押さえているかどうか」が最大の関心事なのだ。だから前原誠司との交渉でも幹事長の座を要求した。もちろん前原がそんな要求をのむはずはなかったから交渉は決裂した。
首相・代表が前原でさえなければ、おそらく野田佳彦には衆院を解散する度胸はなくて来年の代表選は小鳩派の楽勝になるだろうし、海江田が勝てば世論の風当たりは強くなるけれども金庫は押さえておける。どちらにしても、小沢一郎が民主党を解党して政治資金を持ち逃げするための条件は満たされるのだ。一度味をしめた人間は同じことを何度でも繰り返す。最初は経世会、次は新進党、そのあとが自由党ときて最後が民主党。これが「壊し屋」小沢一郎の正体である。小沢一郎にとっては「カネがすべて」なのである。政策なんて大道具、小道具。小沢一郎自身がそう認めているではないか。
民主党が終わる日。その日、小沢一郎は政治資金を持ち逃げするだろうと私は予想する。そして、その日が来るのはそんなに遠い先のことではない。
「政界再編」などという言葉に騙されてはならない。
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