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株式日記と経済展望
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前原は外相としても、外国人やフロント企業からの違法献金という「政治とカネ」
の最たる問題で辞任、政治家として責任を取ると宣言したばかりだった。
2011年8月28日 日曜日
◆「戦犯」たちによる代表選が始まる――菅内閣の閣僚たちに首相の資格はない 8月25日 上杉隆
http://diamond.jp/articles/-/13710
誰一人責任を取ろうとしない原発事故を横目に、民主党代表選が行われる。そこに並ぶ候補予定者の名前は、信じがたいことに、戦犯ともいうべき人々である。
前原誠司前外相は、菅内閣の「戦犯」の筆頭格である。
国土交通大臣として八ッ場ダムでしくじり、JALの対応で力を発揮できず、さらには尖閣ビデオの対応で、国家を裏切るような誤りを犯した。
さらに、外相としても、外国人やフロント企業からの違法献金という「政治とカネ」の最たる問題で辞任、政治家として責任を取ると宣言したばかりだった。
もっといえば、民主党代表時代の偽メール問題でも、ライブドア元社長の堀江貴文氏との裁判に負けたにもかかわらず、前原氏だけからは謝罪のことばすらない。
責任を取らず、責任から逃れ、責任を転嫁する彼のいったいどこが首相に相応しいというのか。
そうした彼の癖はまた、情報公開に逆行して、記者会見を縮小させたことと無関係ではない。彼の隠蔽体質は記者クラブメディアと共通するところだ。
3.11以降の発災以降、何もせず、何も発しなかった政治家だけが、マスコミの餌食
とならずに済むのはそのためである。
その前原氏は、マニフェストの見直しを訴えている。マニフェストは国民との契約のはずだ。
ところが、日本では、なぜかそれを取り消そうとする勢力が持ち上げられ、約束を守ろうとする政治家が責められる。まったくもって理解に苦しむ限りだ。
もはや民主国家の体をなしていない。
菅内閣の閣僚たちも「共犯」
世界は原発事故の収束を注視
鹿野道彦農林水産大臣は、放射能の拡散を予測して農家や漁民、そして畜産家に適切な対応を指示できなかった日本の食文化の破壊者である。
次から次へと農産物を出荷停止にさせたばかりか、発表の遅れによる国民への内部被曝を誘発させてしまった。国民の食を預かる大臣としては失格である。にもかかわらず、彼が首相候補になることに異論はないという。
海江田万里氏は、経済担当相として失政を繰り返してきた。なぜ、東京電力に騙され続け、原発事故の対応を遅らせ、多くの国民を被曝させた「犯罪者」が首相になれるというのか。
財務大臣であった野田財務大臣も同様に資格を持たない政治家だろう。なにより、原発事故という最も喫緊のテーマを語ろうとしないのだ。それで「増税」や「大連立」を語っても説得力は無い。
なにより国民の最大の関心事は、放射能の飛散状況であり、それにともなう内部被曝による自らの健康と生活がどうなるかの一点である。
原子力マフィアのはびこる日本では鈍感な者が多いのかもしれない。だが、世界は、「増税」にも「大連立」にも注目していない。
注視しているのは、日本政府が対応をしくじった原発事故をどう収束させ、どう国際的な賠償を贖うかにしか関心が無いのである。
そうした意味では、菅内閣に関わった者はすべて人災を起こした「戦犯」である。犯罪者は責任を取らなければならない。
共犯関係にある民主党議員が愚かな選択をしないことを祈る。
(私のコメント)
今回の民主党代表選挙はあまりにも不毛の選択であり、誰が総理になっても官僚の言いなりになる総理になるだろう。総理になったとたんに二重三重の官僚に取り囲まれて、膨大な資料を持った官僚たちの話しを聞かなければならない。そのようにしているうちに官僚に洗脳されて官僚のオウムのようになってしまう。彼らはそのようにして歴代の総理を洗脳してきた。
官僚の取り込まれないためには、総理の直属の参謀がいなければなりませんが、小泉総理の時は飯島秘書と言う参謀と竹中平蔵と言う政策参謀がいた。しかしその後の安部、福田、麻生、鳩山、菅と短命政権が続きましたが、いずれも優秀な参謀がいなった。首相補佐官がいても大臣気取りで総理を補佐するような参謀ではなかった。
総理ともなる人材は、独りでは何も出来ないから多くの優秀なスタッフを集められる能力がなければなりませんが、優秀なスタッフを集めるには本人が謙虚になりスタッフの能力を尊重できる人で無ければなりません。もちろん本人にも卓越した能力とカリスマ性が無ければなりませんが、日本の政治家にはそのような人材が出来にくい。
これは選挙制度に問題があり、能力のある人材が必ずしも選挙で当選できる仕組みになっていないためだ。ベテラン議員にとっては能力のある新人議員が現れれば引退に追い込まれるから、能力よりも党に従順な新人を求めるようになる。能力のある新人議員が当選して国会に入ってきても年功序列でなかなか能力を発揮することが出来ずに、10年も国会にいればみんな国会ボケでいかれてしまう。
そうならない為には献身的で優秀な人材がスタッフとしていなければなりませんが、前原、野田は松下政経塾であり、海江田は評論家であり、鹿野は世襲議員でいずれも個人プレーヤーであり組織で働いたことが無い。組織で働いたことが無いから巨大な官僚組織を動かす事が出来ない。異彩を放っているのは馬淵氏ですがブログで次のように述べている。
◆国民一人ひとりのため、私は逃げずに立ち向かう 8月27日 衆議院議員 馬淵澄夫
http://mabuti-sumio.cocolog-nifty.com/blog/
「私は、三十代前半で当時最年少の上場企業役員として働く機会を持ちました。企業経営では、社内で派閥争いをしていては、士気は上がりません。経営者がパフォーマンスばかりをやっていても、業績は上がりません。リーダーたる経営者は、高い意識を持って誰よりも困難な仕事に率先して取り組み、さらには社員が失敗を恐れずに全力で仕事に取り組める環境を作っていくことこそが最大の使命であるということを学びました。私は、民主党に足りないと指摘されるのはこうした「経営」実践であると思っています。会社の経営経験が、国家の経営に反映されるべき時が来たのではないか、生き馬の目を抜くビジネスの世界で身につけた経験と力が、混沌とした政治状況を収めるのに役立つのではないかと考え始めました。当選回数の少ない私の挑戦は、永田町の常識からは外れているかもしれません。しかし、私は「新しい次代のリーダー」となるべく社会経験を積んできたつもりです。1998年に民主党が結党され、10余年で念願の政権交代を果たしました。会社でいえば、創業から上場に到ったところです。私は、これまでの代表経験者と違い民主党以外の政党に所属したこともなく、生粋の民主党の国会議員として政治活動をして参りました。そんな私は、諸先輩方の経験やご見識を最大限に生かし、党内をひとつにまとめて、民主党をそして日本の政治を立て直すことの先頭に立っていきたいと考えています。」
(私のコメント)
大臣や総理は巨大な官僚組織を動かさなければ練りませんが、菅総理は市民活動家であり仙谷氏や枝野官房長官は弁護士であり、個人プレーヤーばかりだ。だから人の使い方を知らず官僚を使いこなせなかった。私自身も銀行で十数年間仕事をしてきましたが、大学を出たら5年から10年くらいは大会社に所属して働いたほうが社会勉強になるだろう。そうしなければ組織の一員として働ける能力が身につかないからだ。
宮沢内閣以降官僚出身の総理大臣がいなくなりましたが、会社の社長も田中角栄や麻生太郎くらいで経済の分かる総理が非常に少ない。馬淵氏は上場企業の役員としての経験があるから経済政策も分かっているだろう。官僚出身では政策は強くても経済に弱い。だから馬淵氏が代表になれればいいが、一番可能性が少ない。
安部氏や福田氏のようにサラリーマン経験があれば、一応の社会常識は持てますが、鳩山由紀夫や菅直人のような会社組織働いたことが無い人物は、協調性が無く周囲の顰蹙を買うような言動もすることが多い。前原、野田、鹿野、海江田と揃ってサラリーマン経験がないというのは民主党の体質も関係しているのではないだろうか。
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