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2011年(平成23年)8月29日(27日発行)日刊ゲンダイ
民主党最有力候補の黒い過去
醜聞噴出 本当に出馬できるのか
同じ京都出身で暴力団交際で引退きせられた芸人紳助と相似しているこれまでの生き方
民主党代表に相当する人物など候補者の中に誰もいない
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いったい、どこが民主党の「切り札」なのか。
代表選に出馬する前原誠司前外相(49)について、大新聞は相変わらず「知名度抜群で人気も高い」と持ち上げている。
しかし、総理になる前からこれほどスキャンダルにまみれた候補も珍しいのではないか。出馬が取りざたされて以降、永田町では何通もの怪文書がバラまかれている。
「党内では『前原が総理になったらスキャンダルで追い詰められる』『すでに検察が動き出している』といった話が一斉に流れています。こんなことは前代未聞です」(政界事情通)
実際、前原には黒い過去、後ろめたい疑惑がゾロゾロだ。
3月に外相を辞任するきっかけとなった外国人からの違法献金問題では、刑事告発までされている。秋にも立件される可能性がある。
26日の韓国紙「中央日報」によると、前原は献金を受けていた在日韓国人女性に電話で出馬の意向を報告。「また迷惑をかけることになりそうで申し訳ない」と話したという。
「前原の外国人献金は完全にアウトです。最初から彼女が在日韓国人だと認識していたから言い逃れはきかない。しかも、外国人からの献金は、まだあるとも言われています。よくぞこんな状況で代表選に手を挙げられたものです」(永田町関係者)
暴力団関係者からの「黒いカネ」
外国人からの違法献金よりヤバイのが闇社会との関係だ。今年3月「週刊文春」がスッパ抜いた。
09年、暴力団との関係が指摘される企業グループから、計100万円分のパー券を購入してもらっていたのだ。このグループの創始者S氏は暴力団の相談役だった人物。
04年に2億3600万円の脱税容疑で逮捕されている。
(写真)表情に生気もない
1ページからつづく
「この企業グループと関わりの深い人物M氏とも、前原は親しい。07年と08年に12万円ずつ献金を受けていたほか、S氏とM氏が瀾係するNPO法人の活動をベタ褒めする発言までしている。深入りしているのは間違いありません」(警察関係者)
この件について、新党日本の田中康夫代表は本紙コラム(25日付)でこう批判している。
〈(前原氏は)今日に至るも「説明責任」を果たしていません。武闘派の経済ヤクザ・後藤組系列のフロント企業ならぬフロントNPOから献金やパーティー券購入を受け、会報誌に写真入りで挨拶文を寄せていた点も含め……)
なぜか、大新聞テレビは報じないが、「ポスト管」の最有力候補が暴力団関係者と癒着していたのだから大変なてとだ。
同じ京都出身の島田紳助は、暴力団との黒い交際が発覚し、芸能界を追放された。たかが芸人でさえ、クビになるのである。なぜ、大新聞テレビが問題にしないのか、さっぱり分からない。
永田寿康を自殺に追い込んだ過去
そもそも、前原誠司に代表選に出馬する資格があるのか。日の当たるポストを歩いてきたが、これといった実績がなにもない政治家だ。 国交相時代「八ツ場ダム建設中止」や「JAL処理問題」など次々と大風呂敷を広げたが、混乱を招いただけ。すべて中途パンパで投げ出している。ついたあだ名は「言うだけ番長」だ。
代表時代の偽メール事件では、執行部にも責任があったのに、メールを持ち込んだ永許寿康だけに責任を負わせた。せめて離党で済ませればよかったのに議員辞職にまで追い込んでいる。自分に批判の矛先が向かないように仲間をいけにえにしたのは明らかだ。数年後、永田寿康は自殺している。
パフォーマンスばかりで、仲間を切り捨てる。それが前原という男の本性だ。
「ただでさえ、ねじれ国会で国会運営は難しいのに、スネに傷を持つ前原氏が首相になったら、野党はここぞとばかりに攻勢をかけてきますよ。すぐに支持率が下落し、政治は機能停止になる。日本は震災復興で大変な時期なのに、これほどの不幸はありませんよ」(政治評論家・山口朝雄氏)
この男には首相になる資質なんて、ツメの先ほどもないのだ。
誰もいなくて「前原首相」誕生の悪夢
結局、民主党の代表選は、5人が乱立することになったが、そろいも揃って首相に値しない連中ばかりだ。
国民も「民主党には人材はいないのか」と呆れているはず。朝日新聞(26日付)の声欄には、
〈「どの人にもなってほしくない」のですが、どうしたらいいのでしょうか〉という嘆きの投書が掲載される始末だ。
政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「わずか半年前に『引責辞任』した前原前外相が平然と出馬し、しかも代表選の最有力候補というのは異常なことです。いかに民主党という政党に人材がいないかを証明しています。人材が豊富だったら前原前外相の出番などないはず。ところが、手を挙げた候補は、野田圭彦(54)、海江田万里(62)、鹿野道彦(69)、馬淵澄夫(51)と全員バツとしない。国民が『誰にもなってほしくない』と漏らすのも当然です」
たしかに、これほど盛り上がらない首相選び≠ヘ初めてではないか。
しかし、その結果「黒い過去」を持つ前原誠司が総産大臣に就くなんて最悪の展開だ。
劣等感による異常な上昇志向
こんなバカな代表選は、即刻、中止すべきだ。このままではスッカラ管より低レベルの男を選ぶことになってしまう。
もし、クリーンを装いながら、一歩裏に回ると暴力団関係者と深いつながりを持つ前原が首相になったら、日本は本当におかしなことになってしまう。民主党のベテラン議員がこう言う。
「街頭インタビューなどで『誰が首相をやっても政治は変わらない』とシタリ顔で答えている若者がいますが、大間違いです。どんな人物が総連になるかで国民生活は劇的に変わります。恐ろしいのは、前原誠司のようなコンプレックスの強い男がトップに立った時です。父親が自殺し、貧しい子供時代を過ごもたためかへ彼の上昇志向は異常です。まるで世の中を見返し宅やる&いう感じ。こういうタイプが権力を握ると暴走しかねない。国交相に就いた途端、思いつきで『八ツ場ダムは建設中止にする』とプチ上げたように、独裁者のようにムチャクチャにことをやる恐れがあります」
暴力団と癒着していた紳助もコンプレックスが強かった。世間からバカにされたくなかったのか、東大を受験しようとしたこともある。ひたすらカネ儲けに走った。山口組ナンバー4の大物組長がバックにいたことで紳助本人も大物になったつもりだったという。
民主党議員は、前原首相を誕生させていいのか本気で考えるべきだ。
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