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「国会泣き男」を最後に選んだ小沢一郎苦渋の決断
http://gendai.net/articles/view/syakai/132317
2011年8月26日 掲載 日刊ゲンダイ
来年9月の代表選は本人が出馬か
苦渋の選択だったのか。元代表の小沢一郎が支持を決めたのは、国会泣き男の海江田万里経産相だった。
「自前の候補を擁立できない小沢さんからすれば、(脱小沢の)菅路線から決別し、自分のコントロールしやすい候補しかあり得なかった。その意味で、何人かの候補の中で、原発のストレステストで菅さんに盾突いた海江田さんがまだマシな候補だったということでしょう」(政治評論家・浅川博忠氏)
最後の最後まで小沢は決めかねていた。この間、藤井元財務相、西岡参院議長、原口前総務相といった名前が小沢系候補として飛び交ったが、本人の固辞や、鳩山グループとの調整で相互が難色を示したことなどで立ち消えになった。選挙結果がどうなるかは微妙な情勢だが、仮に海江田代表が誕生した時、小沢は何を狙っているのか。
「ポイントは来年9月の代表選でしょうね。10月に始まる小沢さん自身の裁判が終わってフリーの身になれば、本人は再び代表選に出るつもりでしょう。海江田さんはそれまでのつなぎ役ということです。まずは、小沢さん自身の党員資格停止処分を解かせ、幹事長ポストに小沢氏の名代となる人物を据える。そして裁判の決着がついたら、小沢さん本人は選対本部長あたりのポストに就き、民主党の存在を懸けることになる次の総選挙の采配を振る。こういったシナリオを描いていると思われます」(浅川博忠氏=前出)
菅政権の1年3カ月間、民主党はマニフェストを反故(ほご)にし、自公にスリ寄る醜態で有権者に相手にされなくなってしまった。
「政権交代の立役者である小沢からすれば、反小沢の前原が代表になったら、マニフェストはすべて見直され、民主党の変質が進むという危機感があった。そこで党代表、総理としての資質には疑問符がつくものの、民主党の原点に立ち戻るための選択肢として海江田に白羽の矢を立てたのですよ」(民主党関係者)
小沢は昨夜、海江田とともに支持グループの会合に出席し、こう語った。
「同志みんなで一致協力して、海江田首相の誕生を目指そう」
民主党再生に向けた小沢の賭けはどうなるか。
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