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票なき小沢氏、陣頭指揮…非主流派一本化を主導
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110827-OYT1T00125.htm
2011年8月27日08時24分 読売新聞
菅首相(民主党代表)が26日、退陣を正式に表明し、「ポスト菅」レースの号砲が鳴った。菅政権を支えてきた党内「主流派」「非主流派」「中間派」から5人が入り乱れ、本命不在の混戦模様だ。しかも、党員資格停止処分を受けて投票権がない小沢一郎元代表の意向が選挙戦を大きく左右する異例の展開となっている。
◆「来年は小沢首相」◆
26日夜、都内のホテル。元代表を支持するグループのメンバー約90人の前に、元代表と鳩山前首相が連れて現れたのは、海江田万里経済産業相だった。
「鳩山さんと相談した結果、海江田さんがリーダーとして一番ふさわしいと決めた」
元代表はこう話し、海江田氏を支持するようメンバーらに訴えた。ところが、拍手はまばら。歓声もなく、会場には冷たい空気が漂った。海江田氏があいさつで冗談を飛ばしても、笑い声すら起きなかった。
一番盛り上がったのは、ある若手議員の締めくくりのあいさつだった。
「今回は海江田首相を目指そう。来年は小沢首相を実現するぞ!」
その途端、会場から万雷の拍手がわき上がり、「ガンバロー」三唱が響いた。
元代表と鳩山氏は25日夜の会談で、菅政権で「脱・小沢路線」を主導してきた前原誠司前外相を支持せず、非主流派として対立候補を擁立する方針で一致。鳩山グループに所属する海江田氏と小沢鋭仁元環境相のほか鹿野道彦農相も含む非主流派の一本化や、新たな独自候補の擁立も模索した。
鳩山氏は26日、まず鹿野氏に一本化を打診。鹿野氏が「私は『中間』だから、一本化に協力するのは難しい」と断ると、海江田、小沢両氏を自らの事務所に呼んだ。両氏とも、鳩山グループや小沢グループの支援がなければ代表選を戦うことすら難しい。鳩山氏の一本化の打診に、2人は「身柄をお預けします」と応じざるを得なかった。
党内最大の小沢グループが支援することになったとはいえ、海江田氏が抜きんでて有利になったとは言えない。海江田氏は、原子力政策を巡って菅首相と対立して国会で涙を見せるなど、首相としての適格性を疑問視する声があるためだ。元代表らは、1回目の投票で誰も過半数を取れない場合を想定し、「何とか2位に入り、決選投票で2位・3位連合で勝つ戦略ではないか」との見方が出ている。
実は、一本化戦略は小沢元代表が陣頭指揮を取っていた。鳩山氏周辺は「鳩山氏はいろいろ言うが、元代表の決断を待っているだけだった」と明かす。
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