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反小沢VS親小沢の構図=前原氏発言で対決ムードに−民主代表選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011082600978
2011/08/26-22:37 時事通信
民主党代表選で小沢一郎元代表は前原誠司前外相を支持せず、海江田万里経済産業相を推すことを決めた。前原氏が挙党一致を唱えながらも、党の権限を握る幹事長ポストを小沢氏ら非主流派に譲る気配はなく、「脱小沢路線」は変わらないとみたからだ。代表選は「反小沢」の前原氏と「親小沢」の海江田氏が全面対決する構図となり、激しい選挙戦が展開されそうだ。
26日夜、都内のホテルで開かれた小沢氏系議員の会合。小沢氏が「この国の政治を立て直すため、新しいリーダーとして海江田さんを応援したい」と結束を呼び掛けると、海江田氏は緊張した面持ちで「未熟だが、負けられない戦いだ。小沢さんと一緒にやっていく」とあいさつした。
当初、小沢氏は前原氏を支援することも決して排除していなかった。小沢氏は23日、前原グループ幹部の仙谷由人代表代行と会談したが、「前原氏を支持する気がなければそもそも会わない」と小沢氏周辺は解説する。
「これまでのことは水に流して、ノーサイドで新体制をつくりますから、ご指導よろしくお願いします」。仙谷氏は小沢氏にこう頭を下げた。小沢氏は「君らが俺を排除したんじゃないか」と述べたが、仙谷氏との会談を歓迎する気持ちがあったという。
ところが、前原氏が24日、小沢氏に近い鳩山由紀夫前首相と会談した際、「鳩山さんも小沢さんで苦労しましたね」と発言。25日には有志議員との勉強会で「398人野球」と述べ、党員資格停止中の小沢氏ら9人は「全員野球」に含めない意向も示唆した。これに関し、小沢氏周辺は「前原の宣戦布告だ。前原がぶち壊した。『小沢対反小沢』の構図に逆戻りだ」と嘆いた。
代表選告示前日の26日、小沢、鳩山両氏は前原氏の対抗馬について調整を続けた。小沢氏からは西岡武夫参院議長を、鳩山氏からは原口一博前総務相を推す声も出た。しかし、「三権の長から(別の)長になるのはどうか」「若いからもっと雑巾掛けが必要だ」と相互に難色が示され、結局は海江田氏の支持に落ち着いた。
ただ、海江田氏は国会論戦で、即時辞任を迫られて泣き顔を見せ、小沢氏は「泣いちゃ駄目だ」と失望感を示したこともある。辞任をめぐり揺れ続けた海江田氏について、小沢グループ内の評判は必ずしも芳しくない。小沢氏周辺では「大きくこぼれることはないだろうが、距離がある人もいる」と海江田氏で結束するのは困難との見方もある。
◇
民主代表選5人名乗り、小沢元代表は海江田氏支持
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110826-OYT1T01180.htm?from=main1
2011年8月26日23時17分 読売新聞
菅首相(民主党代表)は26日午後、国会内で開かれた党両院議員総会で退陣を正式表明した。
後継を決める代表選は「27日告示、29日投開票」の日程で行われる。党内最大勢力を率いる小沢一郎元代表は26日夜、国会内で鳩山前首相と会談し、すでに立候補を表明した前原誠司前外相(49)に対抗するため、鳩山グループの海江田万里経済産業相(62)を支持することを決めた。選挙戦は26日夜までに計5人が名乗りをあげ、「脱小沢」と「親小沢」の対立を軸に展開する見通しとなった。
26日に正式に立候補を表明したのは、海江田氏のほか、鹿野道彦農相(69)、野田佳彦財務相(54)、馬淵澄夫前国土交通相(51)の3氏。小沢鋭仁(さきひと)元環境相(57)と樽床伸二衆院国家基本政策委員長(52)は出馬をとりやめた。
小沢元代表は26日の鳩山氏との会談で、まず西岡参院議長を擁立したいとの考えを示したが、鳩山氏が「三権の長が首相になるのはいかがなものか」などと反対したため断念。最終的に海江田氏を推すことで一致した。鳩山氏はこの後、海江田氏とともに、同じ鳩山グループの小沢鋭仁氏と会談して海江田氏に一本化することを説明し、小沢氏も了承した。
小沢元代表は26日夜、都内のホテルに小沢グループのメンバー約90人を集め、「みんなで一致結束して海江田総理の誕生を目指そう」と述べ、海江田氏を支持する方針を伝えた。元代表は海江田氏を推す理由として、「マニフェスト(政権公約)の基本理念を大切にする候補として、一番ふさわしい」と説明。海江田氏も「マニフェストが古くなったわらじのようにうち捨てられているのは許せない、との思いで決心した」と語った。
海江田氏はこの後、都内ホテルで記者会見し、「原発事故の責任者としての経験を皆様の生活の安心につなげ、日本経済を一日も早く立て直したい」と述べた。元代表については「一人一人の持つ力を存分に発揮してもらいたい」と述べ、党員資格停止処分の見直しに含みを持たせた。
一方、野田氏は26日、国会内で記者会見し、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故への対応と、財政健全化を当面の大きな課題に掲げ、「様々な困難を全身で受け止めて背負い込んで、問題解決をしていく先頭に立つ覚悟だ」と述べた。
鹿野氏も国会内で開かれた自らを支持する議員の会合で「代表選に敢然と挑み、復旧・復興と原発事故対応に身命を賭して取り組んでいきたい」と訴え、その後の記者会見で主要政策を発表した。鹿野氏はこれに先立ち、国会内で小沢元代表と会談し、立候補のあいさつをした。
前原氏は国会内で決起集会を開き、前原グループのメンバーら約40人が出席。集会後、記者団に「先頭に立ってお願いに回らせていただきたい。最後の最後まで頑張る」と強調した。
馬淵氏は26日、都内のホテルで記者会見し、「代表選で堂々と政策議論をしていきたい」と訴えた。立候補に必要な党所属国会議員20人の推薦人は「確定できた」と明言した。
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