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昨日の日経新聞の夕刊に、「民主党政治と52冊」首相はこんな本を読んでいた。という特集記事があった。
この記事を斜め読みしていると、気になる点がいくつかある。
1)「緊急解説!福島第一原発事故と放射線」(水野倫之共著)には、事故収束の意欲が見える…との記載がある。
2)最近は「日本中枢の崩壊」(古賀茂明著)を読み、経済産業省に不信を募らせていたと言う…との記事がある。
皆さん、これを見てどう思うだろうか?
私は、この2冊とも読んではいないのだが。
果たして、この記事の文章内容の真偽・趣旨はともかくとして、
1)については、福島原発事故の情報に関しては、すべての情報が、内閣総理大臣のもとに集約され、その情報をもとに適切な指示命令を下されるべきものである。
それなのに、総理大臣がわざわざこんな本を読む必要があったのか?ものすごく疑問に思う。
2)については、内閣総理大臣であれば、経済産業省をはじめ官僚の動向は逐一わかるはずであり、その動向をもとに適切な処置・処遇をするべきであるのに、まさか、この本を読んで本当に不信を募り始めたとするならば、総理大臣は何も仕事をしていなかったことを、あからさまにするものである。
近頃本屋に行くと、社会情勢に関して、おびただしい数の書籍が並んでいる。しかし、私の眼から見れば、読むに値する本はその中の数パーセントもなく、ほとんどは読むに値しない、紙くず同然のものばかりである。実際私が学生のころに比較して、書籍の劣化も相当激しくなった。新聞と並んで、まったくの紙の無駄遣いである。
ちなみに、菅が購入した書籍のリストも載ってあるが、私から見れば、著者・題名を見るだけで、ほとんど読むに値しない本ばかりである。こんな本しか読んでいない、こんな本しか選んでいないとすれば、やはり、内閣総理大臣としての菅は驚異的な馬鹿としか言いようがない。
最後に、今時の人となっている前原が昨年、「日本の成長の突破口はこれだ!国土交通省成長戦略」という本を出版している。
まあ、おそらく国土交通省の役人が書いた原稿を前原の名前で出したのであろうが、こんな本、いったい何冊売れたのだろうか?(著者の押し売りを除いて、実際の売上は…、100冊くらいか?)
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