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「小沢接近」不調の前原氏、「反前原連合」浮き足立つ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110826/stt11082600260000-n1.htm
2011.8.26 00:23 産経新聞
民主党代表選に華々しく名乗りを上げ「本命登場」と騒がれた前原誠司前外相が微妙な立場に置かれている。在日外国人からの献金問題に加え、小沢一郎元代表との「接近」が、中間派のみならず小沢氏を中心とする非主流派からの不信を買っているからだ。他の候補者も決め手を欠くとはいえ、「第三の候補」が取りざたされる中、「反前原」連合の観測も飛び交う。(加納宏幸)
25日午前、衆院議員会館での若手議員十数人との懇談。上気した表情の前原氏に、一人の若手がいきなり冷水を浴びせかけた。
「ところで、スキャンダルは大丈夫なんですか?」
今年3月に外国人献金問題で外相を辞任する際、前原氏は他に外国人からの献金がなかったか「しっかりと調べる」と約束したが、まだ公表していない。前原氏は懇談で「きちんと調べた。法的に問題はない」と断言したものの、若手の疑念は晴れていない。
伏線がある。前日に続き「前原誠司氏の黒い疑惑」と題する別の中傷ビラが議員会館にまかれたからだ。
「前原氏が代表になればマスコミから攻撃され、野党から糾弾され、不利な情勢で解散に追い込まれる」
怪文書は普段なら黙殺されるが、前原氏に「選挙の顔」を期待する前原グループ(凌雲会、約50人)や中間派議員に動揺が走った。
前原氏には苦い記憶がある。平成18年の偽メール事件。「確証がある」と断言しながら、虚偽が判明し代表辞任に追い込まれた。前原氏は出馬会見で「シロ」を証明するというが、前原グループ議員でさえ、「本当にちゃんと調べたのか…」と疑問を呈する。
「挙党一致を代表選のテーマにするのはおかしい」。民主党出身の西岡武夫参院議長は25日、立候補のあいさつで挙党一致を約束した前原氏に言い返した。
前原氏は24日の小沢氏、鳩山由紀夫前首相との会談でもこの言葉を使い党内融和をアピール。だが、中間派は前原氏と小沢氏との「野合」を疑い、非主流派も不信の目を向ける。
「挙党一致という言葉で装い、現実はそうでない人がいる。しっかり見分けてほしい」。鳩山氏は25日、グループ会合でなお前原氏への警戒を呼びかけた。
当の前原氏は25日夜、テレビ朝日の報道番組で、小沢氏について「本人の意図せざるところでも『小沢史観』のような議論になってしまうところに小沢さんのすごさがある」と語った。「反前原」で小沢氏が動き出すことへの警戒感。前原陣営は浮足立っている。
この日、小沢氏は候補者の具体名を挙げなかった。
原口一博元総務相、輿石東(あずま)参院議員会長…。民主党議員の間には「第三の候補」をめぐって、名前が次々と挙がっている。
「小沢さーん、意中の候補は決まりましたか?」
25日夜、都内で側近との会食を終えた小沢氏は記者団の問いかけを無視した。
だが、通行人には満面の笑みで手を振った。
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