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2011年08月25日 04時50分10秒 | 11 時事問題篇
前原誠司の立候補表明で、民主党の代表選がかしましくなってきた。
流れとしては、僕がこれまで書いてきたとおりの流れになっているので、別に何の感慨もないが、
ネットのニュースで、
小沢一郎と仙谷由人との会談が報じられていて、
そこに、
前原や野田の後ろ盾である仙谷が、
「これからは党内融和をはかりたい」
と言ったのに対して、小沢一郎が、
「自分たちは、前から党内結束を言って来たのに、
一方的にこちら側を切ってきたのは、そちらの方だろう」
と言い返したと書かれていて、
思わず、大笑いをした。
もっと言ってやれ。小沢一郎。
それに呼応するかのように、
国民新党の亀井静香が、
民主党は小沢一郎の処分を見直すべきだ、といった趣旨のことを発言していた。
たしか、「小沢一郎を座敷牢から出せ」みたいな言い方だった。
あまり世間の人は知らないが、この業界は僕の持ち分なので書くと、
前回の参院選で長谷川憲正を落選させた国民新党は、
次の参院選を前に重大な岐路にさしかかっている。
前回の結果から推測するなら、
今のままでは、どんなに票を獲得しても長谷川憲正の当選は無理なので、
国民新党で突き進むのか、民主党あるいは自民党に合流するのか、
関係者は頭を痛めている。
仮に、次の参院選までに民主党に合流するとした場合、
民主党内のどの勢力と手を結ぶかが問題で、
今日の発言を見て、
亀井静香は小沢一郎を取ったな、という気がした。
ただ、これは、現時点での直感であって、
嘘か本当かは、まだわからない。
まあ、それはこっちに置くとして、
小沢一郎が、久しぶりに表舞台で積極的な発言をしていて、
僕としては、少しいい気持ち。
この際だから、どんどん国民に向けて語ればいいのだ。
ただ、
仮に、
次の執行部が、処分見直しをした場合、
今度は、
小沢一郎対マスコミの戦いが、かなり熾烈なものになるのではなかろうか、
という気がする。
マスコミは、自分たちの所有している力を結集させて、<小沢狩り>に向かうだろう。
民主党の反小沢グループも野党自民党も、それに同調するだろう。
そうした集中砲火を、小沢一郎一人だけに受け止めさせるのは、
いかにも不憫であろう、という気がしてならない。
だから、
目先の政局に右顧左眄せず、
次に来る情況に備えた対応策(=僕流に言えば、「小沢支援論理」の構築)を、
ネットで、強烈な小沢支持を表明している人たちくらいは、練るべきである。
僕は、デモ行為を否定する者ではなく、
事実、3月には、デモを企画した身ではあるが、
当時の関係者たちを見ていて、
あまりにも、無論理というのか、心情論理を突出させすぎたというのか、
つまりは、
「一人でも多くの他者の理解を得よう」などと思っていない論理角度に、
正直、あきれ果てた。
ものには順序がある。
順番を間違えると、すべてが狂う。
身内だけが褒めあっていい気になるような論理角度で実行されたデモに、
いったい、何の値打ちがあるのか。
と言っても、この主催者連中には、未来永劫、僕の言っている意味はわからないだろうから、
丁寧に諭す気もないが、
順番が違うんだよ、くらいは言いたい。
昨日も、
「先日のデモで、あなたの尊敬する二見伸明さんが名演説をしているから、コメント欄に載せろ」
というのが来ていて、
この人物は、いったい、僕の日記の何を読んでいるんだ、と苦笑し、
即座に「削除処分」に処した。
少し解説をほどこすと、
3・11までの二見伸明さんは、聡明で信頼の置ける論理の持ち主だったが、
3・11以降に彼が披露する見解は、僕の認識とはまったく異なっている。
彼の見解には、3・11を体験した者に不可欠な<屈折>がない。
つまり、基本的に、それ以前と同じ論理角度にすぎない。
そうである限り、
ここは大事な局面なので、
ナアナアはやらない。
僕は馬鹿なので、何度でも何十度でも、同じことを言い続けるが、
先ず、一人でも多くの平成大衆が納得できる「小沢一郎支援論理」を構築するのだ。
それから、その「支援論理」の賛同を得るために、
デモでもなんでもいいから、現実行動に動くのだ。
その順序以外に、「小沢信者」の昇るべき階段はない。
たとえて言うなら、
僕が侮蔑してやまない大島楯臣であろうと、
「一新の会」幹部連であろうと、
老齢になって時代感覚が狂い始めた感のある平野貞夫氏であろうと、
理想主義に走りすぎて時々世間ズレする二見伸明氏であろうと、
誰だっていい。
その困難な「支援理論」を作りあげてくれたなら、
誰であろうと、僕は賛辞を贈り、その論理にしたがってみせる。
日ごろネット世界で威勢良く「小沢支持!」を訴えている人たちの中の、誰か一人でいいから、
そんな「地道な努力」をする姿を、
僕たちに見せてくれないものか。
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