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勝手にしやがれ!民主党代表選 ポスト菅より 総選挙か暴動が必要
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2011/8/24 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
財務省ヒモツキ候補の野田バカ財務相が早々と脱落したのを見て次から次へと手を挙げる日和見体質の民主党青二才幹部たちを呆れて眺める国民の目
民主党代表選を見ていると、「また腹黒の仙谷が仕組んだな」と、だれもが気づく。能力も政策もないが、小沢抜きの民主党政権を存続させ、ガキたちを操って実権を握り続けたい。そんな仙谷の思惑がミエミエの展開になっているからだ。
朝日新聞と一緒に「ポスト菅は野田財務相」をブチ上げ、様子を見たが、支持が全然広がらない。アホな野田は「消費税アップだ」「大連立だ」と財務省ヒモツキを丸出しにして自滅。で、焦った仙谷は「切り札」の前原を出してきたというわけだ。22日、仙谷は連合の古賀会長に「若手が野田氏のことを知らず、票を集めるのは難しい」と愚痴ったというが、それも計算の上だ。
「仙谷の狙いは、政党助成金130億円を自由に動かせる幹事長職。息のかかった者なら、だれが総理でもかまわない。野田がダメなら、前原を出すことは前々から考えていた。代表選が小沢ペースになってきたので、子飼いの前原を出馬させたわけです。マスコミがチヤホヤする前原が首相になれば、玄葉が官房長官、仙谷が幹事長でしょう」(民主党関係者)
仙谷や前原と同じグループには枝野も入っている。最終的には、岡田や玄葉も前原に乗るのは確実だ。しかし、こんなふざけた話はないだろう。
◆タライ回しの新首相に正統性なし
この間まで菅狂人首相を支え続けてきた連中ばかりではないか。その菅が総スカンの袋叩きで辞めさせられるというのに、支えてきた連中がチャッカリ表紙だけ替えて、政権の中枢にもぐり込んだまま居座り続ける。こんな無責任のデタラメはない。反省やザンゲは知らんぷりか。恥知らずばかりじゃないか。国民をナメんなよ、民主党。
元外交官の天木直人氏は「国会を解散して、一から出直せ」と憤る。
「実にくだらないですよ。民主党の連中は野党時代、自民党に対して“政権のタライ回しはやめろ”と批判してきた。それと同じことを自分たちでやっている。自民党と同じで、解散・総選挙もせずに政権にとどまることしか考えていないのです。前原氏が急に出馬を決めたのも、いずれ民主党は消えてなくなる、なれるうちになっておこうと考えたからでしょう。この政策を実現したいから、是が非でも代表選に出るんだという気概なんて何もない。どうしようもありません。そもそも民主党は政権交代の総選挙で国民に約束したマニフェストを全部捨ててしまった。政党支持率も自民党より低くなっている。政権を維持する資格も、次の首相を出す資格もないのです。だれが首相になろうと正統性がないのだから、もう国会を解散するしかないのです」
それでも代表選だというのなら、「勝手にしやがれ、民主党」で、民衆の暴動が必要になってくる。アフリカ並みだが、日本の政治はそのレベルまで落ちて腐って腐臭を放っているのだ。
◆菅亜流政権を応援する大マスコミの狂気が民主党をさらに腐らせている
もともと青二才のシロウトの集まりである民主党が、小沢を排除したら、何もやれず腐っていくことは分かっていた。ひどいのは監視する大マスコミ報道まで救いがないことだ。
東北の被災地では、次々とやってくる民主党議員団のことを「修学旅行と同じ」とみている。物見遊山でガヤガヤやってきて、何の役にも立たないから、迷惑なだけで評判が悪い。大マスコミはそれを知っている。そんなガキたちが「ポスト菅選びだ」「次の総理だ」とやっているナンセンスを嘆き、「表紙だけ替えても日本は破滅する」「早く解散しろ」とキャンペーンを張るのが当たり前なのに、くだらない代表選を商売にしようと一緒になってハシャいでいる。それも、だれとだれが会った、だれが有利かとそんなことばかり。政策能力、識見、政治哲学を分析する報道などゼロだ。政治評論家の森田実氏が言った。
「相も変わらず、小沢元代表をダシにして、党内対立の構造を煽って商売にすることしか考えちゃいない。小沢氏の元に挨拶に行った候補は悪者扱いですが、代表経験者に挨拶して礼を尽くすことがなぜいけないのか。そうかと思えば、テレビはイケメンとかで女性に人気があるらしい前原氏が出馬したことで大喜びしている。その正体は抜きにして追い掛け回している。政治同様に、政治報道まで幼稚でオソマツの極みです」
◆小沢は代表選を無視して関わるな
そもそも大マスコミは、大震災以降、菅ではダメだと言い続けてきたのではないか。支持率急落、財界がソッポ、自民党も相手にしない。それが理由で菅政治を批判してきたのに、仙谷・前原の菅亜流政権ができることを応援している。狂気だ。
だから、民主党の連中は懲りずに、政権にしがみつき、助成金や機密費でタダ酒飲んでイイ気になっているのだ。
「この党は、もう壊すしかないのです。私は小沢さんにも不満です。なぜ代表選にクビを突っ込むのか。党員資格を停止された民主党の代表選など無視して、裁判に専念すると宣言すべきです。クビを突っ込むから、マスコミのエジキにされ、反小沢グループを有利にさせ、民主党政権を延命させてしまっている。小沢さんが裁判を勝ち抜いて、仮に来年9月の代表選に立候補したところで、もう民主党は存在する意味がない政党になっている。もう未練など持たず、国会を解散に追い込み、再編を仕掛けてほしい。そういうことをしてこそ、小沢さんの価値があるのです」(天木直人氏=前出)
菅を代表にした時点で、民主党は終わった。抜け殻が政権にしがみつき、利権やポストの甘い汁を吸うのは、もう許されない。税金ドロボーは顔を洗って出直してこいだし、国民は心底怒って、ネット暴動でも始めて、アフリカ並みの国会を倒すしかない。そういう切羽詰まった場面なのだ。
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