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辞めないで居座り続けた菅首相にも困ったものだが、代表選に出馬表明した前原氏には逆に簡単に「辞める」と言いそうな危うさがある。頭に血が上るのが早そうで「瞬間湯沸かし器」的な性格の持ち主のように見受けられる。売り言葉に買い言葉で簡単に「辞める」と言いかねない。
おまけに自惚れが強そうで、他人の意見に耳を貸さないだろう。ある意味、多くの危うさを秘めた議員である。そもそも、外国人献金問題で自ら辞任したということは、自分で違法性を認めたことに等しい。かなり以前から献金を受けていたことは間違いなく「献金は知らなかった。」との釈明は説得力に欠ける。
それ以外にも暴力団と関係のあるフロント企業からの献金や脱税企業からの献金など、イメージとは裏腹に「誠司と金」のネタは多そうだ。代表選に出馬する条件を満たしているのかどうか?(個人の勝手ではあるが)
前原氏を見ていると、どこかにコンプレックスを内包しているように感じられる。それが一見強気に見える態度に表れている。小沢さんに対する態度もコンプレックスの裏返しに思えてならない。昨日の記者会見後の発言に出てきた「小沢史観」なる、意味が良くわからない発言も小沢さんに対し特別の感情を持っていることの表われだろう。
過去にあった偽メール事件に見られるように、何事においても詰めが甘いところが見受けられる。また、外国人献金問題や暴力団のフロント企業からの献金問題などに見られる脇の甘さも随所に感じられる。小沢さんの「政治と金」に対しての批判がブーメランのように自身に跳ね返ってきそうだ。
彼の一番の欠点は、「器が小さい」ことであろう。自分より力の有る人、能力のある人を受け入れない。一言で言えば「器量の狭い利己的人間」・・こういう人間は損をするという学説があるそうだ。(余談)これはTOPを目指す人間としての致命的な欠点である。有能な人材を認められない点は菅首相と良くにている。
もう一点が取り巻きの悪さである。仙谷、枝野、安住、渡辺周、福山、小宮山洋子、津村etc弁は立つが「器量の狭い利己的人間」が集まっている。「類は類を呼ぶ」である。今回の代表選における苦戦要因がここにもある。彼らは菅政権で内閣や党の要職を担ったことはいいが、「実力不足」は露呈するは「偉そうな態度」で反感を買うなど党内での評判は最低である。野党からも馬鹿にされる始末である。もし前原氏が代表になれば、彼らが今以上に党内で幅を利かせることになる。今以上に威張るだろう。
このことに我慢できない議員はかなりの数いるはずだ。今回は前回の代表選のようなわけには行かない。彼らが党内の中枢を担えば、「挙党一致」は不可能だと感じている議員は多いはずだ。更にもう一点上げるとすれば、政策が自民党とあまり変わらないことである。アメリカよりの政策推進論者であることである。
@原発維持
Aアメリカ中心の外交
BTPP推進
C高速道路無料化反対
D農家の個別補償制度反対
E郵政改革法案反対
etc
彼の政策はアメリカがどう思うかを判断基準に考えればわかりやすい。国民が期待し支持した民主党とはかなりかけ離れた思想の持ち主と考えたほうがいい。そこに大きな乖離と矛盾が生じる。彼は、そのことについて民主党員及び支持者に説明する必要がある。早い段階で「解散」を打ち総選挙を行うのではないかという予測もあるが、震災復旧と原発事故収束の目処がたつまでは、解散は無理だ。
自民党は前原氏の「政治と金」の問題を国会で徹底的に追及してくるはずだ。彼の性格でどこまで我慢できるのか・・・。民主党の議員は、党を壊したくないと思うのなら前原氏を選択すべきではないだろう。彼と彼らのグループだけでは、党運営も国会運営も選挙対策もまともにできないことがこの1年で明白になったのだから・・・。
http://haru55.blogspot.com/2011/08/blog-post_24.html
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