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原発大国フランスからの申し出
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フランスのサルコジ大統領の命を受け来日したマリアニ運輸大臣と3日間行動を共にした。
仙台では若生副知事や地元経済人との懇談を通じて、フランスの持つ放射能汚染の測定やガレキ処理に関する技術を提供する話が進んだ。
さすが原発大国と思ったのは、フランスでは国策としてEPR(欧州加圧水型炉)と呼ばれる次世代の原子炉を積極的に推進していること。
出力165万キロワットは福島第一原発の3.5倍の規模である。
安全性が最大の売り物となっており、航空機が突っ込んでも壊れない頑丈な格納容器に加え、6台ある非常用ディーゼル発電機も同じ強度をもつ別々の建屋に設置されている。
原発の運営はフランス電力公社、設計建設はアレバ、監督するのは原子力・代替エネルギー庁。
規制するのは独立した原子力安全機関である。
しかも、土壌汚染対策を専門で行うスマガリという政府の研究機関もあれば、アクロと呼ばれる放射能測定を専門とする民間NGOも活動している。
要は、政府も民間も原子力発電のプラスとマイナスを想定内に封じ込めようとする努力を積み重ねているのである。
これらは日本も参考にすべきであろう。
環境と原子力も担当するマリアニ大臣は「日本における放射能汚染の除去活動に全面的に協力したい」と述べ、必要な専門家や器材の提供を約束。
自らの選挙区に放射性廃棄物の処分場をもつ大臣だけに、今回の福島原発での事故や災害廃棄物の処理については並々ならぬ関心を示してくれた。
細野大臣や平野大臣との意見交換も終始前向きだった。
また仙台市が発注した震災廃棄物の仮設焼却炉の建設現場も訪ねた。
広大な敷地内にはガレキが種別に山積みされ、間もなく始まる焼却作業の開始を待っている状況である。
着実にガレキ処理が進んでいる様子に小生も少し安心できた。
とはいえ、これらはあくまで放射能汚染が低レベルのガレキの場合である。
高濃度の場合には、処理方法の基本方針がようやく8月末に決まる予定。
まだまだ先の長い戦いが続く。
その意味でも、国際社会からの技術支援の申し出は心強い限りである。
コメント
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1 ■フランス製の最新型
聞くところによると、そのフランス製の最新型の原子炉は欠陥があるということをテレビの特集でやっていましたが。。。。
またフランス(正確には原子炉コングロマリット アレバ)の原子炉システムはブラックボックス式で、壊れても「知りません」らしいですよ。(アメリカ同様)
日本は世界有数の原子炉技術を持っているので普通に日本の企業に任せた方がo安全保障上は好ましいと思われます。
ILOVEJAPAN(夏はスイカだ花火だ^^;) 2011-08-24 15:13:12 [コメント記入欄を表示]
http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/entry-10996142535.html
「コメント」
自分も要注意だと考えている。欧米諸国は、基本的に自分達過去に行った
内容を反省しない国である。その態度も出していない。要注意が必要だ。
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